皆さんこんにちは、アギョウです!
今回はオークスの追い切り診断となります。
それでは早速エンブロイダリーから見ていきましょう。

エンブロイダリー
1週前に南W6ハロン81.3秒。自己ベスト更新しました。最終追い切りの坂路でも自己ベスト更新するなど、この中間は速い時計を連発しています。今回も良い状態になっているでしょう。
ただマイルから一気の距離延長になるにも関わらず、速い全体時計を出す調教ばかりしているのは気がかりで、ここへ向けて中長距離仕様に仕上げてきたといった感じもありません。
状態自体は良いと思いますが、調整過程を見ても距離延長をどうクリアするかが大きな鍵になりそうです。
追い切り評価「A」
アルマヴェローチェ
1週前のCWで終い11.2秒。距離延長に備えてか3頭併せの真ん中で我慢する調教をしていました。併せ馬にもキッチリ先着するなど、今回も状態が悪いという感じはしません。
前走や前々走も状態は良かったと見ているだけに、ここに来ての上積みまではないですが、今回もシッカリ好調キープです。
追い切り評価「A」
リンクスティップ
1週前のCWで終い11.1秒。距離延長に備えてか併せ馬の後ろで我慢する調教で、終始手応え抜群といった感じの動きでした。
この中間は2週前の段階でCW3ハロン36.6秒を出すなど、早い段階でキッチリ仕上がっています。
最終追い切りが坂路で調整程度の内容というのも、前走や前々走と全く同じで、輸送の有無に関わらずいつも通りの調教が出来ているというのも評価できるポイントです。
ここへ向けて万全の仕上がりといった感じで、オークスを目標にキッチリ仕上げてきた印象です。
追い切り評価「S」
アイサンサン
1週前に坂路50.9秒。自己ベスト更新しました。最終追い切りも坂路で加速ラップを踏むなど、これは良い状態になっています。
やや間隔が空いての出走になりますが、キッチリ仕上がったなという印象で、前走ぐらいは走れそうな状態です。
追い切り評価「A」
ウィルサヴァイブ
1週前の併せ馬で劣勢の手応え。3歳未勝利馬に付いていくので精一杯という感じになっていました。
勝った前走は古馬OP馬に互角の動きが出来ていただけに、これは少し気がかりです。
ここは前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
エリカエクスプレス
この中間は折り合い重視。あまり速い時計を出さず我慢する調教をしてきました。
その成果もあってか最終追い切りでは遅い時計の中で我慢することが出来ていました。
前走も仕上がり自体は良かったと見ているだけに、状態的な上積みこそありませんが、オークスに向けて最適な調整をしてきたなという印象です。
追い切り評価「A」
カムニャック
1週前にCW3ハロン36.3秒。最終追い切りの坂路でも加速ラップを踏むなど良い動きを見せています。
前走も非常に攻めた調教をしていただけに、ここに来ての上積みまではありませんが、今回もシッカリ好調キープです。
追い切り評価「A」
ケリフレッドアスク
中2週のせいかこの中間は最終追い切りが芝。その他を見ても調整程度の内容ばかりになっています。
ここ最近は使い詰めになっていることもあり、流石にここに来ての上積みはなく、現状維持に精一杯といった印象です。
追い切り評価「B」
ゴーソーファー
前走や前々走は最終1週前ともに終い11秒台前半。この馬としては鋭い末脚を見せていましたが、今回の1週前追い切りは終い11秒台後半で精一杯という感じになっていました。
前走や前々走以上という感じはせずココは良くて前走同様までになりそうです。
追い切り評価「B」
サタデーサンライズ
最終1週前と併せ馬に楽々先着。時計以上に良いなと感じる動きを見せていました。
前走は併せ馬に互角程度の動きだっただけに、前走から上積みがあっても不思議ありません。
G1へ向けてキッチリ仕上げてきたなという印象です。
追い切り評価「A」
サヴォンリンナ
1週前のCWで終い11.0秒。これまでの中で最も鋭い末脚を見せていました。この時は距離延長に備えてか、併せ馬の後ろで我慢する調教で、終始手応え抜群といった感じの動きでした。
最終追い切りは坂路でも、遅い時計の中でも折り合いを欠くようなことはなかったですし、これは心身ともに非常に良い状態になっています。
これまでの中で一番走れそうな状態で、ここへ向けて準備万端でしょう。
追い切り評価「S」
タイセイプランセス
好走した前走は1週前の南Wで終い11.3秒。一杯に追って併せ馬を先着するなどハードな調教が出来ていました。
それが今回は最終1週前ともに調整程度の内容になるなど、これはどうでしょうか。
間隔が詰まっているので仕方ないところもありますが、現状維持で精一杯という印象を受けます。
追い切り評価「B」
タガノアビー
最終追い切りでCW3ハロン35.8秒。間隔が詰まっての出走でもハードな調教をこなしてきました。
実際の動きを見ても、身体を大きく使ったダイナミックな動きが目につくなど良いなと感じるものでした。
フローラステークスを休み明けで使ったおかげか、ここに来て状態が良くなっている印象です。近走の中で一番走れそうな仕上がりです。
追い切り評価「S」
パラディレーヌ
1週前にCW6ハロン77.6秒。自己ベスト更新しました。最終追い切りこそ調整程度の内容でしたが、それでも終い11.0秒を出すなど、これは良い状態になっているでしょう。
前走も最終追い切りで終い10秒台を出すなど、かなり調教では動いていただけに、ここに来ての上積みまではないですが、今回もシッカリ好調キープです。
追い切り評価「A」
ビップデイジー
1週前の坂路で強めに追いましたが終い失速。前走は坂路51秒台でも加速ラップを刻むなど、かなり良い動きが出来ていただけに、これはどうでしょうか。
前走がメイチだったのかなという感じで、ここは若干デキ落ち気味かなという印象です。
追い切り評価「B」
ブラウンラチェット
1週前の南Wで終い11.4秒。乗り替わりとなるレーン騎手が乗って良い動きを見せていました。最終追い切りの併せ馬も手応え十分といったで、時計以上に良いなと感じるものでした。
前走は栗東での調整だったため明確な比較は出来ないですが、今回も状態が悪いという感じはしません。
追い切り評価「A」
レーゼドラマ
1週前のCWで併せ馬に劣勢の手応え。この時併せたのが3歳未勝利馬だったことを考慮すると、これはどうでしょうか。
前走は併せ馬に互角程度の動きでまとめることが出来ていただけに、これは少し気がかりです。
ここは良くて前走同様までという感じでしょう。
追い切り評価「B」
レーヴドロペラ
これまでは最終追い切りが調整程度。直前までハードな調教をするまでもなく仕上がっているという感じでしたが、今回の最終追い切りはムチを使ってハードに追われていました。
この馬はフローラステークスを使う予定が、状態が整わず回避。スイートピーステークス回避と順調さを欠いた影響がありそうで、今回は急仕上げ気味の印象です。
追い切り評価「B」