皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ベルクレスタ
・1週前の動きが前走とは違う
・1800以上で本領発揮のドゥラメンテ
・近走は上手く乗られていない
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「1週前の動きが前走とは違う」
今回の1週前追い切りでは、平安ステークスに出走したスワーヴアラミスを相手に煽るような動きをするなど、まさに絶好の内容でした。
前走なんかはムチを使ってたにも関わらず、併せ馬で遅れてしまうなど、元々調教ではあまり良い動きを見せないのですが、今回は違います。
最終追い切りこそ調整程度。軽く流して終わりという感じでしたが、1週前の段階でシッカリ仕上がったのではないかと思います。
仕上がり面に関しては、ここを目標に好仕上がりでしょう。
推奨理由②「1800以上で本領発揮のドゥラメンテ」
| ドゥラ産駒 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1800m以上 | 107- 102- 92- 588/ 889 | 12.0% | 23.5% | 33.9% |
| 1800m未満 | 75- 72- 46- 597/ 790 | 9.5% | 18.6% | 24.4% |
ドゥラメンテ産駒はマイルなどの短い距離よりも、1800メートル以上の中距離で高いパフォーマンスを発揮する傾向にあります。
ディープキンカメ時代が終わり、混沌とする今の種牡馬勢力ですが、その中で今年最も多くオークスに産駒たちを送り込んできたのは、ドゥラメンテです。
ドゥラメンテ自身が、皐月賞で歴史に残る末脚を披露し、そのまま難なくダービー制覇。この時期の中距離で活躍した馬だけあって、やはりベストはクラシック時期。それも中距離にカテゴリされる距離だと思います。
これまで牝馬路線はマイル中心での戦いでしたが、一気に距離延長されるこの場面でドゥラメンテ産駒たちの本領発揮となるでしょう。ベルクレスタはもちろん、今年の桜花賞を勝ったスターズオンアースなんかもドゥラメンテ産駒です。
推奨理由③「近走は上手く乗られていない」
また、この馬は近走上手く乗られておらず、なかなか能力を発揮しきれていない側面もあります。
前走のレースでは、ナミュールをマーク。真後ろで進路が開くのを待っていたのですが、ナミュールが案外な結果に終わったことで、詰まる形に。サークルオブライフなどがムチが入る中、この馬は外で進路を見いだせずにいました。
トラックバイアスも内有利。外で詰まるなんてのは最悪の形です。それでも進路を見つけてからは、よく伸びてきており、今回1番人気が予想されるサークルオブライフと差のないところまで来ていました。
サークルオブライフが負けて強しの4着と評価されるなら、この馬の前走も評価されて当然です。それにも関わらず、世間ではそこまで評価されていないのが実情です。
その前のクイーンカップでも詰まり気味になっており、進路が出来たのは残り200メートル。勝負が決してからでした。それでも上がり最速の脚を繰り出しての3着。よく3着に来たなという内容で、強さの片鱗を見た一戦でした。
阪神ジュベナイルでも、道中の玉突き事故に巻き込まれており、しぶしぶ外を捲り気味に上がっていく形での6着など、近走は全く上手く乗られていません。
唯一、スムーズな競馬ができたアルテミスステークスでは、サークルオブライフと差のない競馬ができており、このメンバーが相手でも能力的には全く劣りません。
まとめ
混戦模様を呈する今年の牝馬クラシック路線ですが、ここは状態良化。距離延長歓迎。不完全燃焼の競馬が続いている、この馬の巻き返しを狙います。
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