皆さんこんにちは、アギョウです！
今回は新潟2歳ステークスの追い切り診断となります。
それでは早速コートアリシアンから見ていきましょう。
コートアリシアン
最終追い切りで終い11秒台。非常ににキビキビした動きを見せており、時計以上に良いなと感じる内容でした。
1週前追い切りは計測不能になってしまいましたが、古馬2勝クラスのタシロという馬が強めに追われる中を、この馬は楽々と駆け抜けて、最後は置き去りにする動きを見せていました。
前走のレース通り、調教でも非凡な末脚を見せています。
1週前追い切りは計測不能になってしまいましたが、タシロが終い12.1秒だったことを考えれば、おそらくこの馬は終い11秒台中盤。前走の1週前追い切りと同じくらいの水準といったところで、仕上がり的に前走同様。しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
シンフォーエバー
中2週と間隔が詰まっての出走ですが最終追い切りで坂路50秒台。攻めた調教をこなしてきました。
この時は終い13秒台と大きく失速していましたが、これは鞍上の岩田騎手がオーバーワークにならないように無理をしなかったものなので、そこまで気にする必要はないかなと見ています。
前走も坂路51秒台、CW6ハロン79秒台など速い全体時計を出していましたが、今回も引き続き速い全体時計を出しています。これなら前走ぐらいは走れていいかなという感じで、しっかり好調キープです。
調教の動きを見ると鋭い末脚を使うというよりは、長く脚を使うタイプという感じで、ここも前に行ってどれだけ粘り込めるかという勝負になりそうです。
追い切り評価「A」
スターウェーブ
最終1週前ともに終い11.8秒。前走の最終追い切りも終い11.8秒と安定した末脚を見せています。状態的にも安定しているなという印象で、ここもシッカリ好調キープでしょう。前走ぐらいは問題なく走れそうです。
ただこの馬は少しズブいところがあり、今回の最終追い切りなんかでも強めに追われてからエンジンが掛かるまで少し時間が掛かっていました。1週前追い切りや前走なんかも同じようなところを見せています。
ちょうど同じ種牡馬のシュネルマイスターに似たタイプかなという印象で、不器用なタイプかもしれません。距離に関しては1600mでも全く問題ないと思いますが、スムーズな競馬ができるかどうかが鍵になりそうです。
追い切り評価「A」
キタノクニカラ
前走は最終1週前ともに終い11秒台。併せ馬にも互角以上の動きを見せるなど、調教の段階からマズマズ動いていました。
それが今回は最終1週前ともに終い12秒台。日曜日の坂路では一杯に追って併せ馬にギリギリ追い付いたという感じで、微妙な動きになっていました。
小柄な馬ということもあってか、デビュー2戦目でも大きな上積みはなさそうです。ここは良くて前走同様までになるでしょう。
追い切り評価「B」
ケイテンアイジン
1週前に併せ馬を突き放す動き。最終追い切りでも併せ馬を置き去りにするなど、この中間は時計以上に良い動きが出来ていました。
前走もCW3ハロン36秒台。併せ馬を相手にしないなど、かなり調教で動いていましたが、今回も遜色ありません。まさに連勝勢いそのまま。しっかり好調キープです。
調教での動きを見ると、折り合い面の不安はなさそうですし、1600mもこなせるのではないかと見ています。
追い切り評価「A」
ジョリーレーヌ
1週前に終い11.3秒。鋭い末脚で併せ馬に先着していました。最終追い切りは3頭併せの真ん中で手応え良く回ってきて、最後は頭一つ分抜け出してくるなど、時計以上に良いなと思わせる動きでした。
前走も南W3ハロン36秒台前半、終い11.0秒など調教で非常に良い動きを見せるなど、現状での完成度が非常に高いなと思う1頭です。仕上がりに関しても万全と言っていいでしょう。
追い切り評価「S」
スリールミニョン
1週前に一杯に追いましたが併せ馬で遅れていました。この時は時計こそマズマズでしたが、実際の動きを見ると微妙な印象を受けます。
前走は併せ馬に遅れるようなことはなかっただけに、ここは良くて前走同様まで。前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
トータルクラリティ
1週前にCWの自己ベスト更新。この時は格上の相手を追いかけるような形でしたが、しっかり追い付いていくことが出来ていました。
最終追い切りでは楽々と終い11秒台を出すなど、軽快な動きを見せていましたし、これは状態が良さそうです。
この馬はデビュー戦を使って多少の上積みがあるかもしれません。この馬なりの良い状態になっているでしょう。
追い切り評価「A」
プロクレイア
最終追い切りの坂路で大した全体時計でもないのに、最後は失速していました。前走は加速ラップを踏んで併せ馬にも先着する動きが出来ていただけに、これはどうでしょうか。
この中間は1週前追い切りが日曜日になるなど、変則的な調教過程になっているのも気がかりで、ここは良くて前走同様までになりそうです。
追い切り評価「B」
マジカルフェアリー
1週前にCW6ハロンの自己ベスト更新。前走のタイムを4秒以上更新するなど一気に調教強化してきました。
その甲斐もあってか最終追い切りでは、抑えるのに苦労するほど手応えで終い11.3秒。明らかに前走より調教では動いています。
デビュー戦を使った効果か、調教強化した影響かは分かりませんが、今回は良い意味での前進気勢が出ており、1600mに距離が短くなるのもプラスに働きそうです。
ここはあらゆる面から上積みに期待できそうで、状態的にも万全と言ってもいいかもしれません。
追い切り評価「S」
モジャーリオ
今回の最終追い切りで少し折り合いに難しそうなところを見せていました。これまで1200mに使ってきたこともあり、かなり前進気勢が強いタイプで、1600mに距離が延びるのは微妙な感じがします。
動きとしても今回の1週前追い切りは付いていくので精一杯という感じになっていました。新馬戦の時なんかは函館芝3ハロン36秒台を出して楽々併せ馬に先着していたことを考えると、今回の動きは少し物足りません。
調教からは大きな強調材料がありません。
追い切り評価「B」
