皆さんこんにちは。アギョウです。
今回はNHKマイルカップの最終予想となります。
対抗以下の印や買い目は最後に記載してます。

推奨理由①「叩き2走目の上積みは間違いない」
この馬を本命にした理由は、なんと言っても追い切りの内容です。
1週前にCW6ハロン77.4秒。非常に速い全体時計で自己ベスト更新しました。
この時は追い切りをしている馬が多い時間帯で、最後の直線も混雑していたのですが、その間を縫うようにグングン伸びていき、セイウンハーデスを並ぶ間もなく抜き去る動きを見せていました。
時計や動きの良さはもちろんですが、操縦性という観点でも目を引く内容です。
この中間は日曜日にも坂路で終い11秒台を出すなど、かなりハードな調教をしていますが、それでも最終追い切りは遅い時計で折り合いを欠くようなこともなくスムーズな走りを見せるなど、これは心身ともに良い状態になっています。
叩き2走目の上積みは間違いないかなという印象で、G1へ向けて万全の仕上がりでしょう。
推奨理由②「距離克服のため出来ることはやった」
前走距離 | 橋口厩舎 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
同距離 | 100- 104- 103- 671/ 978 | 10.2% | 31.4% | 68 | 79 |
今回延長 | 47- 38- 31- 415/ 531 | 8.9% | 21.8% | 79 | 65 |
今回短縮 | 34- 41- 42- 413/ 530 | 6.4% | 22.1% | 57 | 91 |
この馬で気になるのは距離がどうかという部分だと思いますが、距離を克服するためにできることは全てやってきました。
これまでは最終追い切りが坂路。短い距離でサラっと流す程度の調整でしたが、今回の最終追い切りはCWで長めの調教をこなすなど、距離延長には最適なスタミナ強化をしてきました。
そういった工夫した調整をする厩舎ということもあってか、橋口厩舎の前走距離別のデータを見ると、距離延長でも問題ない場合が多く、単勝回収率は最も高い数値になっています。
距離 | 橋口厩舎 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1200m | 27- 29- 26- 237/ 319 | 8.5% | 25.7% | 58 | 73 |
1400m | 21- 26- 37- 282/ 366 | 5.7% | 23.0% | 32 | 64 |
1600m | 21- 13- 9- 161/ 204 | 10.3% | 21.1% | 105 | 75 |
1800m | 64- 49- 43- 361/ 517 | 12.4% | 30.2% | 104 | 84 |
2000m | 40- 37- 32- 244/ 353 | 11.3% | 30.9% | 86 | 98 |
詳細な距離別データを見ても、この厩舎は1600m以上での勝率が高く、1600~1800mに至っては単勝回収率100%を超えていました。橋口厩舎はマイル中距離的な育成をする厩舎です。
距離 | タワーオブロンドン産駒 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1000m~1300m | 8- 5- 11-111/135 | 5.9% | 17.8% | 37 | 33 |
1400m~1600m | 3- 7- 7- 74/ 91 | 3.3% | 18.7% | 31 | 79 |
1700m~2000m | 1- 1- 4- 23/ 29 | 3.4% | 20.7% | 14 | 48 |
またタワーオブロンドン産駒の距離別データを見ると、複勝率ベースで見ると短距離、マイル、中距離に大きな差はなく、どの距離でもマズマズの好走率となっていました。
唯一の1600mだった朝日杯FSこそ駄目でしたが、超とも言えるスローペースになった特殊なレース展開で、皐月賞を快勝したミュージアムマイルもアッサリ負けるなど、能力や適性というより位置取りが全てのレースだったかなと見ています。
追い切りで見せた操縦性の高さ。折り合いなどにはあまり不安のない馬ですし、個人的には1600mが全く駄目という感じはしません。
推奨理由③「ハイペース適性が問われやすい」
NHKマイルカップは、ハイペース適性が問われやすいです。
まず過去10年における前後半3ハロンのタイムを見ると、後半3ハロンより前半3ハロンの方が速いハイペースが7回。それに対してスローペースが3回という感じで、ハイペースになりやすいというのが分かります。
それに伴ってか好走する種牡馬にも偏っている印象で、過去10年の勝ち馬における種牡馬を見ると、ドゥラメンテやディープインパクトは中距離でも強い血統ですが、複数回勝利しているダイワメジャーとクロフネは中距離では微妙な血統です。
その他もリアルインパクトに海外種牡馬の名前もあるなど、他のG1では上位に来ることがない種牡馬の名前が並んでいます。
これらの共通点としては現役自体に短距離、もしくはダートでの実績があったということです。分かりやすいのはリアルインパクトで、この馬は1400mの阪神カップを連覇した馬でした。
ハイペースになりやすいのに伴って、短距離やダートで必要な持続力が、このレースでは活きてくるというわけでしょう。
生産者 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
ノーザンファーム | 4- 5- 5- 52/ 66 | 6.1% | 21.2% | 24 | 83 |
それ以外 | 6- 5- 5- 97/113 | 5.3% | 14.2% | 71 | 90 |
またハイペースになりやすいのに伴ってか、ノーザンファーム生産馬が苦戦を強いられており、東京芝では珍しく非ノーザンファームの回収率が高いという傾向になっていました。
そもそもノーザンファームの1軍。その世代の中でも有力なノーザンファームの馬はダービーやオークスなどの方に回るという側面もあるかもしれません。
今年は展開が読みにくいメンバー構成で、正直ペースについて蓋を開けてみないと分からないですが、例年通りのハイペースであれば、短距離種牡馬かつ非ノーザンファームのパンジャタワーは恵まれるだろうと見ています。


まとめ【対抗以下の印、買い目】
NHKマイルカップ、自信の本命はパンジャタワーです!
対抗以下の印、買い目については「先着50名」での提供となります。
売り切れの場合は「月額会員」になることで御覧いただけます。月額会員は「平場の調教推奨馬」も確認できますので、これを機会に御検討ください。
阪神牝馬S2025
◎サフィラ1着!
単勝馬連3連複GETで回収率3501%皐月賞2025
◎ミュージアムマイル1着!
単勝馬連3連複GETで回収率348%フローラS2025
◎カムニャック1着!
見事的中で回収率498%ユニコーンS2025
◎カナルビーグル1着!
単勝馬連3連複GETで回収率297%