皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ギルデッドミラー
・ダートに替わってから一番の状態
・スピード勝負で短距離適性が必要
・末脚勝負にもなりやすい
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「ダートに替わってから一番の状態」
この馬の初ダートとなった2走前は、一杯に追って、なんとか時計を出しているような調教内容で、あまり良い状態には見えませんでした。少し間隔が空いた影響が少なからずあったはずです。
ダートを一度を使って臨んだ前走は、馬なりで2走前と同じくらいの調教時計が出ると、パフォーマンス上昇。負けこそしたものの3着以降を引き離す走りが出来ていました。前走は相手が悪かったという感じの負け方です。
そして今回は最終追い切りで楽々と終い最速をマークするなど、前走以上を伺わせる動きを見せていました。2走前、前走、そして今回とダートを使うごとに状態が良くなってきています。今回はダートに替わってから一番のパフォーマンスが出せる状態でしょう。
推奨理由②「スピード勝負で短距離適性が必要」
武蔵野ステークスは、スピード勝負になりやすいです。
過去10年、武蔵野ステークスの勝ちタイムと、同じ舞台で行われるフェブラリーステークスの勝ちタイムを比較すると、武蔵野ステークスの方が速いタイムとなっています。
G1のフェブラリーステークスとG3の武蔵野ステークスで、G3の武蔵野ステークスの方が速いタイムになりやすいというのは、やはり馬場状態の影響でしょう。この時期は東京ダートは毎年速いタイムが出やすい馬場状態になるのです。
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
今回延長 | 4- 1- 4- 48/ 57 | 7.0% | 8.8% | 15.8% | 130 | 126 |
今回短縮 | 3- 5- 4- 54/ 66 | 4.5% | 12.1% | 18.2% | 32 | 82 |
その結果、ダートの中距離で頑張ってきた馬よりも、短い距離で戦ってきた馬。1400や1200などでも通用するスピードのある馬が来やすいのです。
今回、距離延長になる馬が距離短縮の馬より勝率が高く、回収率も単複ともに100%を超えています。
今回、距離延長になる馬はケイデンスコールとレモンホップの2頭ですが、ギルデッドミラーも前々走で1200メートルを勝っており、前走は芝のような高速決着の中で高いパフォーマンスを発揮しました。
レモンホップなども良いと思いますが、純粋なスピードなら1200や芝でも通用していたギルデッドミラーの方があるのではないかと思います。
推奨理由③「末脚勝負にもなりやすい」
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 0- 0- 9/ 10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 1- 3- 4- 26/ 34 | 2.9% | 11.8% | 23.5% |
中団 | 4- 6- 2- 55/ 67 | 6.0% | 14.9% | 17.9% |
後方 | 4- 1- 4- 38/ 47 | 8.5% | 10.6% | 19.1% |
武蔵野ステークスは、東京競馬場らしく末脚勝負になりやすいです。
芝より前有利になることが多いダートにおいて、中団・後方からの馬が過去10年8勝というのは、他の舞台では中々見られない傾向です。
先程、スピード勝負になりやすいため、短距離適性のあるような馬が有利という話しをしましたが、ただの短距離馬ではなく、道中しっかり我慢が出来て、直線に入るまで末脚を溜めることのできる短距離馬が狙い目です。
ギルデッドミラーはダートに替わってから中団で脚を溜めて、末脚にかける競馬が出来ています。
前々走で1200メートルを勝っているように、ダート馬の中では、かなりスピードの馬ですし、まさにこのレースにピッタリの馬ではないかと思います。
まとめ
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