【毎日王冠2024】過去データ分析《傾向ピッタリは?》

過去データ

はい皆さんこんにちは。アギョウです。

今回は毎日王冠が、どんな特徴があるレースかを解説していきます。

それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

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これまでの成績
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人気データ

人気 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 7- 1- 0- 2/ 10 70.0% 80.0% 190 109
2番人気 0- 2- 1- 7/ 10 0.0% 30.0% 0 36
3番人気 1- 3- 1- 5/ 10 10.0% 50.0% 58 87
4~6人気 1- 3- 6- 20/ 30 3.3% 33.3% 58 76
7~ 人気 1- 1- 2- 57/ 61 1.6% 6.6% 21 44

毎日王冠は、堅い決着が多いです。

1番人気が過去10年7勝。回収率100%を超えるほど、1番人気の好走が多くなっていました。7番人気以下の好走は僅か4回だけというところを見ても、このレースが人気どころで決まりやすいのが分かります。

毎日王冠は伝統ある前哨戦として、その時のG1級が揃うことが多いのですが、そういう馬は無難に上位争いしてきます。東京競馬場らしく能力面が素直に反映されるというわけです。

ここは難しく考えず、素直に強いと思う馬を重視すべきでしょう。

枠順データ

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 1- 0- 3- 6/10 10.0% 40.0% 26 185
2枠 1- 0- 0-10/11 9.1% 9.1% 119 32
3枠 1- 1- 0- 9/11 9.1% 18.2% 27 22
4枠 0- 3- 3- 8/14 0.0% 42.9% 0 121
5枠 1- 2- 2-12/17 5.9% 29.4% 102 67
6枠 2- 1- 2-13/18 11.1% 27.8% 45 49
7枠 2- 1- 0-17/20 10.0% 15.0% 23 19
8枠 2- 2- 0-16/20 10.0% 20.0% 32 38

毎日王冠に、大きな枠順傾向はありません。

このレースは開幕週に行われるため内枠有利かと思いきや、外枠からの勝利も多くなっており、6~8枠も内枠と遜色ない勝率を叩き出していました。

枠順 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1~4枠 3- 4- 6- 33/ 46 6.5% 28.3% 40 90
5~8枠 7- 6- 4- 58/ 75 9.3% 22.7% 48 42

1~4枠、5~8枠というザックリした括りで見ても、どちらかに偏っているという感じはしません。このレースは大きな枠順傾向がないと見ていいでしょう。

先程の人気データで、強い馬の能力が素直に反映されやすいという話しをしましたが、それは強い馬は内枠だろうと外枠だろうと関係なく好走できることの裏返しでもあります。

開幕週だから内枠ということはなく、枠順に関してはあまり気にしなくても大丈夫でしょう。

脚質データ

脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 2- 2- 0- 6/ 10 20.0% 40.0% 72 128
先行 2- 1- 4- 26/ 33 6.1% 21.2% 56 42
中団 3- 5- 3- 31/ 42 7.1% 26.2% 52 55
後方 3- 2- 3- 28/ 36 8.3% 22.2% 20 64

毎日王冠は、開幕週でも差しが決まります。

逃げ先行で過去10年4勝、中団後方で過去10年6勝。開幕週らしい逃げ馬の前残りもありますが、後方からの追い込み一気が決まることもあります。開幕週だから前有利!というわけではなく、どの位置からでも問題なく好走出来ています。

上り 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 5- 3- 1- 4/ 13 38.5% 69.2% 90 112
3F 2位 0- 1- 2- 6/ 9 0.0% 33.3% 0 188
3F 3位 1- 1- 2- 5/ 9 11.1% 44.4% 145 85
3F ~5位 2- 2- 1- 17/ 22 9.1% 22.7% 105 43
3F 6位~ 2- 3- 4- 59/ 68 2.9% 13.2% 10 36

上がりのデータを見ても、やはり東京競馬場らしく速い上がりを出した馬が良い成績です。上がり最速は複勝率69.2%。上がり5位以内の脚を使えば回収率100%を超えてきます。

ここは東京競馬場らしく、どの馬が速い末脚が使えそうかを予想するレースと言っても過言ではないでしょう。

消去法データ

ここからは、これまでの特徴を踏まえて具体的にどの馬が、今年の毎日王冠にピッタリかというのを考えていこうと思います。

生産者データ

生産者 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
ノーザンファーム 6- 4- 5- 25/ 40 15.0% 37.5% 45 84
それ以外 4- 6- 5- 66/ 81 4.9% 18.5% 45 48

ノーザンファーム生産馬が高い好走率となっています。

先程の脚質データで「東京競馬場らしく、どの馬が速い末脚が使えそうかを予想するレース」という話しをしましたが、速い末脚を使う候補として挙げられるのがノーザンファーム生産馬です。

そもそもノーザンファームが日本で天下を取ることが出来たのは、ダービーを勝てる馬を多く輩出したから。東京競馬場の高速上がり勝負を得意とする馬の育成が上手いからです。

人気にもなりやすいノーザンファーム生産馬ですが、無理に逆らう必要もないでしょう。

種牡馬データ

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
サンデー系 7- 5- 7- 59/ 78 9.0% 24.4% 47 59
それ以外 3- 5- 3- 32/ 43 7.0% 25.6% 41 63

父サンデー系の馬が若干高い勝率となっていました。

これも先程の繰り返しのような話しです。そもそもサンデーサイレンスが日本で一大勢力を築いたのは、ダービーを勝てる馬を多く輩出したから。東京競馬場の高速上がり勝負が得意という特徴があったからです。

ここは日本で主流的なノーザンファーム、サンデー系の馬に要注目です。

ここまで2つのデータをクリアして残っているのはシックスペンス、ヨーホーレイクの2頭です。

この2頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのはキャリアのデータではないかと思います。

キャリアデータ

毎日王冠は1800mの重賞勝ち馬がよく好走していました。

過去10年の勝ち馬を並べてみると、10頭中7頭がこれまでに1800mの重賞を勝ったことがある馬たちでした。1800mの重賞があまり多くないことを考えると、かなり顕著な傾向です。

このレースは1800mということで、1600m中心に頑張っているマイラー気質の馬と、2000mぐらいが適正距離となる中距離馬も出てくるのですが、やはり有利になるのは1800mがピッタリの馬というわけです。

1800mという距離で重賞を勝ったことがある馬。この距離を得意にしている馬が狙い目となるでしょう。

まとめ

というわけで今年の毎日王冠にピッタリの馬は、シックスペンスではないかと思います。

この馬は前走こそ駄目でしたが、レースぶりを見ると明らかに距離が長いという感じの負け方でした。2走前のスプリングステークスでは目の覚めるような末脚を見せているように、これくらいの距離でこそという馬でしょう。個人的に今年の3歳はレベルが高いと見ており、まずはこの馬が世代レベルの高さを証明してくれるのではないかと思います。