【小倉記念2025】過去データ分析《傾向ピッタリは?》

過去データ

はい皆さんこんにちは。アギョウです。

今回は小倉記念が、どんな特徴があるレースかを解説していきます。

それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

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これまでの予想成績
皆さんこんにちは。アギョウです。・2024年通算【単勝回収率165%】・2023年通算【単勝回収率109%】・2022年通算【単勝回収率125%】ここからは本命馬一覧と詳細な成績を見ていきます。2024年の予想成績重賞◎着別度数勝率複勝率単...

人気データ

人気 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 4- 3- 1- 1/ 9 44.4% 88.9% 92 102
2番人気 3- 1- 2- 3/ 9 33.3% 66.7% 136 76
3番人気 2- 2- 0- 5/ 9 22.2% 44.4% 145 84
4~6人気 0- 2- 4-21/27 0.0% 22.2% 0 55
7~ 人気 0- 1- 2-41/44 0.0% 6.8% 0 34

開催後半の小倉芝2000mは、堅めの傾向にあります。

2勝クラス以上の小倉芝2000かつ7~8月の開催4週目以降。今回と似た条件における人気別データを見ると、1番人気が複勝率88.9%など、割と堅い傾向になっていました。

小倉記念はハンデ戦のため、この傾向はあまり参考にならないかもしれませんが、開催後半の小倉芝2000mという舞台自体は、割と能力通りに決まりやすいでしょう。

枠順データ

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 2- 1- 0- 7/10 20.0% 30.0% 34 36
2枠 1- 1- 2- 6/10 10.0% 40.0% 28 63
3枠 0- 0- 3- 7/10 0.0% 30.0% 0 85
4枠 0- 1- 2- 8/11 0.0% 27.3% 0 40
5枠 0- 0- 1-11/12 0.0% 8.3% 0 10
6枠 2- 1- 0-11/14 14.3% 21.4% 77 33
7枠 2- 3- 0-10/15 13.3% 33.3% 77 59
8枠 2- 2- 1-11/16 12.5% 31.3% 31 98

開催後半の小倉芝2000mは、外枠でも問題ありません。

先程と同じように今回と似た条件における枠順別データを見ると、6~8枠が勝率10%以上で並ぶなど、外枠でも問題なく好走出来ていることが分かります。

枠順 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1~4枠 3- 3- 7-28/41 7.3% 31.7% 15 55
5~8枠 6- 6- 2-43/57 10.5% 24.6% 48 53

1~4枠、5~8枠というザックリした括りで見ても、内枠よりも外枠の方が高い勝率を残すなど、内枠と外枠に大きな差は感じません。

やはり開催後半。馬場状態が荒れた時期に行われるせいか、小回りコースでも内枠有利という感じはなく、外枠だからと言って割引する必要はないでしょう。

枠順に関しては大きな傾向はないと見ていいかもしれません。

脚質データ

脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 0- 0- 3- 7/10 0.0% 30.0% 0 51
先行 4- 2- 3-19/28 14.3% 32.1% 49 65
中団 3- 5- 3-19/30 10.0% 36.7% 51 76
後方 1- 0- 0-24/25 4.0% 4.0% 11 4
マクリ 1- 2- 0- 2/ 5 20.0% 60.0% 32 124

開催後半の小倉芝2000は、長く脚を使える馬が有利です。

まず脚質別データを見ていくと、開催後半らしく後ろからの馬でも問題なく好走出来ていました。むしろ過去10年で逃げ馬が連対したことがないなど、この条件は後方有利と言ってもいいかもしれません。

上り 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 7- 3- 0- 2/12 58.3% 83.3% 198 144
3F 2位 0- 2- 2- 4/ 8 0.0% 50.0% 0 142
3F 3位 1- 3- 2- 2/ 8 12.5% 75.0% 52 125
3F ~5位 1- 1- 5-12/19 5.3% 36.8% 30 78
3F 6位~ 0- 0- 0-51/51 0.0% 0.0% 0 0

実際に上がり別データを見ても、この条件で上がり最速だった馬は勝率58.3%、複勝率83.3%という素晴らしい成績で、上がり3位以内の馬は複勝回収率100%以上で並んでいました。

序盤はジックリ脚を溜めて、最後に良い末脚を使うのが重要であるのが分かります。

4角位置 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1/2頭以内 6- 6- 9-35/56 10.7% 37.5% 40 73
1/2頭外 3- 3- 0-36/42 7.1% 14.3% 25 29

ただ注意してもらいたいのは、上がり最速の馬が良いとは言っても、直線だけの追い込み一気という感じではなく、最後のコーナーで早めに仕掛けて最後まで末脚を持続させる馬。長く脚を使える馬が有利というところです。

実際に4角位置のデータを見ると、好走した馬の殆どは4コーナーで半分より前だった馬でした。

ここは3コーナー付近から仕掛けて、最後まで長く良い脚を持続させるような馬に要注目です。

消去法データ

ここからは、これまでの特徴を踏まえて具体的にどの馬が、今年の小倉記念にピッタリかというのを考えていこうと思います。

前走上がりデータ

前走上がり 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 4- 3- 1- 6/14 28.6% 57.1% 84 79
3F 2位 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 36 22
3F 3位 1- 2- 1- 4/ 8 12.5% 50.0% 35 115
3F ~5位 2- 2- 4-15/23 8.7% 34.8% 56 69
3F 6位~ 1- 2- 3-41/47 2.1% 12.8% 8 34

前走上がり3位以内の馬が高い好走率になっています。

脚質データのところで「上がり3位以内の馬が好成績」という話しをしましたが、それなら前走でも上がり3位以内だった馬が当然有利になるでしょう。単純に今回も速い上がりを使う可能性が高いですからね。

ここは前走でも上がり3位以内というのが一つのポイントになってきそうです。

前走4角位置データ

前走4角 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1/2頭以内 6- 4- 7-38/55 10.9% 30.9% 43 58
1/2頭外 3- 5- 2-32/42 7.1% 23.8% 22 50

前走4コーナーで半分より前だった馬が有利になっています。

脚質データのところで「好走した馬の殆どは4コーナーで半分より前。長く脚を使う馬が有利」という話しをしましたが、それなら前走でも4コーナーで半分より前だった馬が有利です。

ここは前走上がり3位以内かつ4コーナーで半分より前。前走でも長く脚を使っていた馬が狙い目になってきます。

ここまで2つのデータをクリアして残っているのはシェイクユアハート、メリオーレム、ラスカンブレスの3頭です。

この3頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのは前走馬体重のデータではないかと思います。

前走馬体重データ

前走馬体重 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
~459kg 5- 7- 3-33/48 10.4% 31.3% 46 64
460~479kg 3- 1- 2-13/19 15.8% 31.6% 45 52
480~499kg 1- 1- 2-17/21 4.8% 19.0% 13 29
500kg~ 0- 0- 2- 8/10 0.0% 20.0% 0 66

開幕後半の小倉芝2000は、小柄な馬が好走傾向です。

これまでと同じ条件における前走馬体重別のデータを見ると、前走馬体重479kg以下。比較的小柄な馬が複勝率30%以上で並んでいました。

季節 馬体重~459kg 勝率 複勝率 単回値 複回値
3~5月(春) 2417- 2668- 2844- 39128 5.1% 16.8% 57 65
6~8月(夏) 3146- 3357- 3500- 38375 6.5% 20.7% 75 77
9~11月(秋) 2315- 2543- 2604- 31694 5.9% 19.1% 66 70
12~2月(冬) 2004- 2312- 2443- 34741 4.8% 16.3% 59 64

これはこの条件に限った話しではありません。小柄な馬は暑い時期に好走率を上げる傾向にあり、実際のデータを見ても6~8月に最も高い勝率、複勝率、回収率を残していました。

「夏は牝馬」という格言がありますが、おそらくこれは筋肉量の多い牡馬は暑さにやられて能力を出し切れず、小柄な馬が多い牝馬が相対的に有利になりやすいのが主な原因でしょう。前走馬体重のデータにも同じようなことが言えるわけです。

暑いこの時期は迷ってたら小柄な馬と言ってもいいかもしれません。

まとめ

というわけで今年の小倉記念にピッタリの馬は、シェイクユアハートではないかと思います。

この馬は9回連続で馬券圏内。掲示板以内であれば12回連続という記録もある馬で非常に安定して上位争いを続けてきました。

この戦績が示すように、相手なりに上位争いするタイプかなという印象ですし、久々の重賞となるココでも相手なりに上位争いする可能性は高いだろうと見ています。