皆さんこんにちは。アギョウです。
◎アーバンシック
・状態や素質面に関しては申し分ない1頭
・近年はノーザン社台の好走が増えている
・前走は前が止まらない流れを差し切った
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「状態や素質面に関しては申し分ない1頭」
最終追い切りでハーツコンチェルトと併せ馬をしましたが優勢の手応えとなっており、わざわざ抜け出すのを抑えるシーンがあったほどです。おそらく抑えないままならハーツコンチェルトを置き去りにしていたであろう抜群の動きを見せていました。
今回の最終追い切りなんかを見てもそうなのですが、この馬は合図を出してからエンジンが掛かるまで少し遅いところを見せており、いかにもズブいという感じです。その代わりにエンジンが一度掛かるとどこまで伸びていきそうな走りを見せています。本質的には直線の長いコースや広いコースの方が合っているタイプでしょう。
中山への対応をどうクリアするかが鍵になりそうですが、状態や素質面に関しては申し分ない1頭でしょう。適性云々に関係なく能力と状態の良さだけであっさり勝ってもおかしくありません。
推奨理由②「近年はノーザン社台の好走が増えている」
生産者 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ノーザンファーム | 2- 5- 6-23/36 | 5.6% | 19.4% | 36.1% | 40 | 86 |
社台ファーム | 3- 2- 0-12/17 | 17.6% | 29.4% | 29.4% | 123 | 118 |
それ以外 | 5- 3- 4- 74/ 86 | 5.8% | 9.3% | 14.0% | 47 | 42 |
京成杯は近年になってノーザンファーム生産馬、社台ファーム生産馬の好走が増えています。
まず過去10年の生産者別データで見ると社台ファームが高い勝率を残しているものの、天下のノーザンファームがノーザン社台以外と同じくらいの勝率になるなど、そこまで突出した成績ではありませんが、これを直近5年で見るとだいぶ傾向は変わってきます。
生産者(近5年) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ノーザンファーム | 1- 2- 4- 7/14 | 7.1% | 21.4% | 50.0% | 22 | 117 |
社台ファーム | 3- 1- 0- 7/11 | 27.3% | 36.4% | 36.4% | 190 | 166 |
それ以外 | 1- 2- 1-32/36 | 2.8% | 8.3% | 11.1% | 58 | 47 |
こちらが近5年の生産者データですが、ノーザンファームが複勝率50%まで急上昇しており、社台ファームも先程より数字を上げているのが分かります。逆にそれ以外の馬は過去10年5勝だったのに対して、過去5年では1勝しか出来ないなど、近年になって苦戦を強いられていることが分かります。
かつて京成杯といえばクラシックには繋がらない重賞として有名でしたが、昨年のソールオリエンスがそのジンクスを破るなど、近年になって京成杯は出走馬のレベルが上がってきました。そのレベル上昇に一役買っているのがノーザンファーム、社台ファームの存在です。京成杯にも牧場内で評判の高い馬。強い馬を送り込んでくるようになったのです。
同舞台であるホープフルステークスの予想でも言ったのですが、中山芝2000という舞台はこの時期の馬たちにとっては過酷でスタミナ勝負になりやすいです。スピード勝負なら生まれた才能だけで押し切るような馬も出てきますがスタミナは調教量。馬の完成度が物を言います。この時期だと充実した外厩で進んだ育成の出来ているノーザンファーム、社台ファームの馬たちに大きなアドバンテージがあるという側面もあるかもしれません。
何にしても近年の京成杯ではノーザンファーム、社台ファーム生産馬は見逃せない存在でしょう。
2021年産(OP以上) | 着別度数(芝1600~) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ノーザン関東馬 | 6- 3- 5-17/31 | 19.4% | 29.0% | 45.2% | 73 | 78 |
ノーザン関西馬 | 2- 2- 2-26/32 | 6.3% | 12.5% | 18.8% | 17 | 49 |
社台ファーム | 4- 1- 0-14/19 | 21.1% | 26.3% | 26.3% | 119 | 61 |
それ以外 | 6- 12- 11- 93/122 | 4.9% | 14.8% | 23.8% | 28 | 95 |
問題は数いるノーザンファーム、社台ファーム生産馬の中から、どの馬にするかという部分ですが、この世代にはとある特徴があります。それがノーザンファーム天栄の当たり年だということです。
最近は世代重賞があるたびに同じ話しをしていますが、今年はノーザンファーム生産の関東馬が異様な好成績を収めており、ノーザンファームの関東馬というだけでOPクラス以上において複勝率45.2%。半分くらいは馬券に絡んでくる計算です。この世代はノーザンファームの関東馬。ノーザンファーム天栄で育成調整しているのが強いのです。
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今回の出走馬でノーザンファーム生産の関東馬はバードウォッチャー、レイデラルース、ロジルーラー、アーバンシック、ドゥレイクパセージの5頭です。
推奨理由③「前走は前が止まらない流れを差し切った」
この中からアーバンシックを選んだのですが、選んだ理由はやはり追い切りの内容です。
改めてこの馬の最終追い切りを見ると4コーナーを抜群の手応えで回ってきて、直線に入ってから鞍上に促されると一気に加速。エンジン全開まで少し時間が掛かりましたが、一度ギアが入ると隣を走っていたハーツコンチェルトを置き去りにしてしまいそうな伸びを見せ、あまりにも伸びよさすぎて鞍上が引っ張るシーンがあったほどです。鞍上が引っ張らなければ、おそらくハーツコンチェルトを置き去りにしたであろう抜群の動きでした。積んでいるエンジンが非凡なのは間違いありません。
前走も逃げ馬がゴールに向かってどんどん加速していく前が止まらない流れを、大外から無理やり差し切ったような形で着差以上に強い内容でした。前走なんかはまさに非凡な馬も勝ち方です。
小回りの中山で伸び伸び走れずエンジンが掛かった時には時すでに遅しという場合だけが心配ですが、普通に能力を出し切ることができれば勝ち負けになる可能性は非常に高いだろうと見て、この馬を本命にします。
まとめ
京成杯、自信の本命はアーバンシックです!
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