【キーンランドカップ2024】過去データ分析《傾向ピッタリは?》

過去データ

はい皆さんこんにちは。アギョウです。

今回はキーンランドカップが、どんな特徴があるレースかを解説していきます。

それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

▼当ブログ実績▼
これまでの成績
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人気データ

人気 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 3- 2- 1- 4/ 10 30.0% 60.0% 84 83
2番人気 1- 4- 1- 4/ 10 10.0% 60.0% 56 117
3番人気 2- 0- 2- 6/ 10 20.0% 40.0% 113 82
4~6人気 2- 1- 3- 24/ 30 6.7% 20.0% 92 62
7~ 人気 2- 3- 3- 86/ 94 2.1% 8.5% 53 50

キーンランドカップは、どちらかと言えば堅めの傾向です。

2番人気が複勝回収率100%以上、3番人気も単勝回収率100%を超えていました。実力馬が人気に応えているのが分かります。逆に7番人気以下は複勝率8%台で、回収率も水準以下のものとなっていました。

そもそも夏競馬が荒れやすいのは、ハンデ戦が多いからというのが主な原因だと思うのですが、キーンランドカップは別定戦です。実績馬が多少重い斤量を背負うことはありますが、微妙な馬が軽すぎる斤量になることはありません。

このレースは比較的、能力通りに決まりやすい傾向です。

枠順データ

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 0- 0- 1-17/18 0.0% 5.6% 0 16
2枠 0- 0- 1-16/17 0.0% 5.9% 0 32
3枠 0- 2- 0-17/19 0.0% 10.5% 0 18
4枠 2- 3- 1-14/20 10.0% 30.0% 93 118
5枠 0- 1- 2-17/20 0.0% 15.0% 0 50
6枠 3- 1- 1-15/20 15.0% 25.0% 149 66
7枠 4- 1- 2-13/20 20.0% 35.0% 246 94
8枠 1- 2- 2-15/20 5.0% 25.0% 28 85

キーンランドカップは、外枠有利でしょう。

6~8枠が複勝率25%以上。回収率100%を超えるなど好走率、激走率ともに申し分ありません。逆に1~3枠が複勝率10%程度になるなど低調な成績になっていました。

このレースを迎える頃には札幌開催も残り2週。開催後半で内側の馬場も荒れてくる頃合いです。そのため比較的きれいな外側を走れる可能性が高い外枠が有利になるのかなと見ています。

キーンランドカップは、外枠有利と見て間違いありません。

脚質データ

脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 1- 2- 2- 5/ 10 10.0% 50.0% 37 149
先行 2- 3- 3- 31/ 39 5.1% 20.5% 18 52
中団 6- 3- 4- 40/ 53 11.3% 24.5% 145 87
後方 1- 2- 1- 47/ 51 2.0% 7.8% 30 25

キーンランドカップは、差しも問題なく決まります。

逃げ馬が複勝率50%と良い成績を残していますが、その一方で中団からの馬が過去10年6勝。回収率100%を超えるなど、芝1200mの重賞にしては差しも決まっていました。

先程の枠順データで開催後半になって内側の馬場が荒れているという話しをしましたが、それに伴って外を通れる可能性が高い差し追込が決まってくるというわけでしょう。

1200mという距離を考えると、ここはいつも以上に差しが決まりやすいと見ていいかもしれません。

消去法データ

ここからは、これまでの特徴を踏まえて具体的にどの馬が、キーンランドカップにピッタリかというのを考えていこうと思います。

前走着順データ

前走1200m 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
前走7着以内 7- 8- 5- 63/ 83 8.4% 24.1% 100 67
前走8着以下 0- 1- 2- 31/ 34 0.0% 8.8% 0 32

前走1200mで8着以下の馬は、過去10年で勝っていません。

人気データのところでこのレースは比較的能力通りに決まりやすいという話しをしましたが、それに伴って前走8着以下。大敗している馬では能力的にどうでしょうか。

前走が1600mなど違う距離なら言い訳することも可能ですが、前走同じ距離で8着以下というのは言い訳もできません。

キャリアデータ

これまで1200m重賞で馬券圏内がない馬は苦戦しています。

これも先程と同じような話しで、これまで1200mの重賞で馬券になったことがない馬は能力的にどうでしょうか。

ハンデ戦なら軽い斤量を活かして頑張ることもありますが、別定戦のキーンランドカップではそういうこともありません。

ここは1200m重賞で好走したことがある実績馬を、素直に信頼すべきです。

前走脚質データ

前走脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 0- 1- 0- 7/ 8 0.0% 12.5% 0 23
先行 4- 4- 2- 46/ 56 7.1% 17.9% 63 49
中団 3- 4- 7- 38/ 52 5.8% 26.9% 58 93
後方 2- 1- 1- 31/ 35 5.7% 11.4% 101 43

前走で後ろから競馬をした馬の激走率が高くなっています。

脚質データのところでキーンランドカップは差しが決まるという話しをしましたが、それなら前走でも差し追込の競馬をしていた馬が当然有利です。単純に今回も差す競馬をする可能性が高いですからね。

ここは前走でも後ろから競馬をしていた馬に要注目です。

性別データ

性別 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
牡・セン 3- 5- 5- 82/ 95 3.2% 13.7% 37 38
7- 5- 5- 42/ 59 11.9% 28.8% 114 97

キーンランドカップは牝馬の活躍が目立っています。

競馬には「夏は牝馬」という格言がありますが、その言葉通りに牝馬の好走率が高くなっており、回収率も非常に優秀な数字を残していました。ここは「夏は牝馬」の格言を体現するレースなのです。

牡馬と牝馬で迷ったら、牝馬が優先と見て間違いありません。

ここまで4つのデータをクリアして残っているのはキミワクイーン、ナムラクレアの2頭です。

この2頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのは間隔のデータではないかと思います。

間隔データ

間隔 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
中9週以下 7- 8- 6- 94/115 6.1% 18.3% 78 59
中10週以上 3- 2- 4- 30/ 39 7.7% 23.1% 33 66

中10週以上の休み明けとなる馬は苦戦傾向にあります。

「夏は牝馬」と同じように「夏は格より勢い」という格言があるのですが、それはこのレースにも当てはまっており、馬券圏内の半分以上は中9週以下。夏を使ってココに挑んでくる馬でした。

キーンランドカップは能力面も重要になりますが、それと同じくらい勢いが重要になってきます。ここで最も狙い目になるのは、夏を使った実績馬という感じになるでしょう。

まとめ

というわけで今年のキーンランドカップにピッタリの馬は、キミワクイーンではないかと思います。

この馬は昨年の函館スプリントステークスを勝って以降、不振が続いていましたが、前走では久しぶりにこの馬らしい末脚を見せてくれました。前走は逃げた馬や内を掬った馬が上位を占める中、この馬は外から良い末脚を見せての2着という感じで、着差以上に強い内容です。脚質的に展開ハマり待ちのようなところもありますが、外からの差しが決まりやすいこの舞台にはピッタリな1頭かなと思います。