皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は函館記念の追い切り診断となります。
それでは早速マコトヴェリーキーから見ていきましょう。

マコトヴェリーキー
この馬は元々あまり調教では動かないタイプで、好走した前走や前々走も強め一杯に追って併せ馬で遅れていました。
今回の最終追い切りも一杯に追って併せ馬で遅れていますが、これはそこまで気にしなくても大丈夫でしょう。
2週前追い切りではべラジオオペラに食らいつくような動きを見せていましたし、今回も状態が悪いという感じはしません。
追い切り評価「A」
ハヤテノフクノスケ
前走はCW3ハロン34秒台。G1ということもあって非常に攻めた調教で、まさに絶好調という感じの動きでした。
それが今回の最終追い切りでは手綱を動かしても反応がなく、見せムチをするようなシーンもありました。
前走に比べるとどうしても見劣る印象で、前走メイチ仕上げた反動があっても不思議ありません。
前走や前々走が非常に良かっただけに、今回はどうかなという印象です。
追い切り評価「B」
マイネルモーント
この中間は約3週間前に函館入り。函館だけで追い切り8本をこなすなど、入念な乗り込みをしています。
その甲斐もあって最終追い切りの函館ウッドで終い11秒台。併せ馬にキッチリ先着する動きを見せていました。
ここを目標に函館でジックリ乗り込んだおかげもあって、今回は非常に良い状態になった印象です。ここへ向けて準備万端と言っていいでしょう。
追い切り評価「S」
アウスヴァール
好走した昨年は中5週で追い切り6本。約3週間前に函館入りするなど入念な乗り込みをしていました。
それが今回は中4週で追い切り2本。初めて函館で時計を出したのも約1週間前になるなど、昨年ほどの丁寧な乗り込みをしていません。
仕上がりとしても、昨年ほどの状態にはなさそうです。
追い切り評価「B」
アルナシーム
中11週で追い切り9本。約2週前に函館入りして早めに時計を出すなど、入念な乗り込みをしてきました。
その甲斐もあって1週前に函館芝5ハロン63.9秒の好時計を出すなど、非常に良い状態に仕上がったなという印象です。
6着だった一昨年に比べると、だいぶ調教での動きは良くなっており、今年は十分好走に期待できる仕上がりでしょう。
追い切り評価「S」
キミノナハマリア
昨年の今頃は函館ウッドを持ったままの手応えで回ってくるなど、時計以上に良いなと感じる動きを見せていました。
それが今回の最終追い切りでは強めに追われるシーンがあり、追われてからの反応もイマイチな印象です。
昨年の今頃ほどの状態にはないだろうと見ています。
追い切り評価「B」
グランディア
1週前にCW3ハロン36.2秒、終い11.2秒の鋭い末脚を見せていました。
この中間は2週前にも3ハロン36秒台を出すなど、速いラップを連発しています。
最終追い切りの函館芝では調整程度の内容でしたが、それでも併せ馬に優勢の手応えで運ぶなど、これは良い状態になっているでしょう。
好走した昨年と遜色ない仕上がりといった印象で、今年も好走に期待できる状態になっています。
追い切り評価「S」
サンストックトン
北海道で好走した一昨年の今頃は、最終追い切りもしくは1週前追い切りで必ず併せ馬をしていましたが、今年は単走のみでサラっと仕上がる形に変わっています。
去年の函館記念や巴賞と比べても微妙な印象で、去年や一昨年の時ほど良い状態にない可能性が高いです。
追い切り評価「B」
ディマイザキッド
前走は久々だったこともあり、最終追い切りまで強めに追って速い時計を出す調整をしていました。
それが今回はハードにやるまでもなく仕上がっているといった感じで、楽な手応えで軽快なフットワークを見せています。
前走から叩き2走目の上積みがありそうで、今回は良い状態になっているでしょう。
追い切り評価「A」
トップナイフ
昨年は最終1週前ともに札幌で調整して、直前に函館へ輸送するなど、次の札幌記念が目標なのかなという調整内容でした。
それが今年は最終1週前ともに函館で調整を行うなど、去年よりもシッカリ仕上げてきました。
昨年より走れる状態になっているはずで、今年は好走があっても不思議ありません。
追い切り評価「A」
ボーンディスウェイ
1週前の併せ馬で優勢の手応え。最終追い切りは調整程度の内容ですが、それでも時計以上に良いなと感じる軽快なフットワークを見せていました。
元々調教ではよく動くタイプですが、今回も相変わらずといった感じで、しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
マイネルメモリー
最終追い切りの併せ馬で優勢の手応え。ゴールを過ぎた辺りでは頭一つ出るような動きを見せていました。
前走は一杯に追って併せ馬に遅れていたことを考えると、これは前走からの上積みがあっても不思議ありません。
休み明けだった3走前から使うごとに良化している印象です。
追い切り評価「A」
ランスオブクイーン
最終追い切りの併せ馬で楽々先着。追われてからグングン突き放すような動きを見せていました。
前走も併せ馬に楽々先着するなど良い状態だったと見ていますが、今回も引き続き良い状態になっているでしょう。
勝った前走の勢いそのまま。しっかり好調キープです。
追い切り評価「A」
ヴェローチェエラ
中10週で追い切り2本。調教本数が非常に少なくなっています。
そのせいもあってか最終追い切りでは2歳新馬に、併せ馬で劣勢の手応えになるなど、地味な動きになっていました。
日経新春杯辺りをピークに、状態は下降線気味かなと見ています。
追い切り評価「B」