【フェアリーステークス2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回はフェアリーステークスの追い切り診断となります。

それでは早速エナジーチャイムから見ていきましょう。

エナジーチャイム【B】

新馬戦の時は馬なり中心の調教で、終い失速することも、併せ馬に遅れるようなこともありませんでした。それが案外な結果だった前走は強めに追って、併せ馬に遅れるなど、新馬戦ほど調教では動けていませんでした。

今回の最終追い切りも強めに追って、なんとか終い失速せずに済んだという感じで、新馬戦の時ほど動けていません。これまでやっていた併せ馬も、この中間は1本もしていないというのも気がかりです。

新馬戦の時ほど絶好の状態にはないかなという感じで、ここは前走と同じくらいでどこまでやれるかです。

ヒップホップソウル【A】

12月31日、1月3日、1月6日とジックリと乗り込まれており、年末年始を感じさせない丁寧な仕上げが出来ています。これまでも丁寧な仕上げが出来ていたため、ここに来ての上積みまではないですが、ここはシッカリ好調キープ。年末年始でも問題なく能力を出し切れそうな状態です。

この時期だと南Wでは動くけど、坂路だと動かないみたいな馬も多いのですが、この馬は南Wでも坂路でも、同じくらいの水準で変わりなく動けています。現状としての完成度が高く、急坂の中山も全く問題ないタイプでしょう。おそらく早熟だと思うので、買うなら早い時期という馬です。

キタウイング【S】

この馬は元々あまり調教では動かないタイプで、新馬戦の最終追い切りは終い15秒台に失速するなど、調教からはとても買える感じの馬ではありませんでした。それが新馬戦、未勝利戦と使っていくうちに徐々に調教で動くようになり、今回は坂路54秒台をマークしつつ、終いも最速でまとめるなど、美浦で調整していた中では一番動いています。これは使いながらの成長があります。

この馬は最終追い切りが1月6日。レース3日前にやっています。この時は坂路で3頭併せをするなど、冬場のこの時期は直前に高い負荷をかけているというのも良いと思います。前走が栗東での調整のため、一概に比較はできないのですが、これは叩き2走目の上積みがあっても不思議ありません。

ここへ向けてシッカリ仕上げてきたなという感じで、ここはこの馬のベストの能力を出し切ってくれそうです。

アンタノバラード【B】

この馬が強い競馬をした2走前の未勝利戦の時は最終、1週前ともに、馬なりで終い11秒台を出す動きが出来ていましたが、今回は1週前に強めに折って、なんとか終い11秒台という感じで、最終追い切りは終い12秒台でした。未勝利戦を勝った時ほど絶好の仕上がりにはなさそうで、ここは前走と同じくらいの状態でしょう。ここは前走同様でどこまでやれるかです。

イコノスタシス【A】

この馬が馬券圏内を外した時は、ともに最終追い切りが強めでした。逆にしっかり馬券圏内を確保している時は、ともに馬なりとなっていました。ノーザンファームの馬らしく、この馬は直前に高い負荷をかけるまでもなく仕上がっているという方がいいのでしょう。今回は前走から引き続き、馬なりのみで仕上げられており、この馬の能力は出せる状態です。しっかり好調キープでしょう。

スピードオブライト【B】

前走は軽く仕掛けただけで終い11.5秒。併せ馬を大きく突き放す動きが出来ていましたが、今回は一杯に追って終い11.6秒という感じでした。全体時計も前走の方が速く、今回の1週前追い切りは物足りない動きでした。新馬戦の時と比べても、新馬戦の時の方が良かったかなという感じで、ここは能力の高さだけでどこまで頑張れるかでしょう。

チハヤ【×】

地方馬で前走などとの比較はできないので調教評価はナシにさせてもらいます。買いたい人は買ってもいいと思いますが、個人的には厳しいだろうと見ています。

ディナトセレーネ【B】

この馬が勝った2走前は馬なりオンリーの調整内容で、厩舎ではやるまでもなく仕上がっているという感じでしたが、馬券圏外になった新馬戦は1週前が強め。前走は最終追い切りで強めに追われていました。社台ファームのクラブ馬らしく、厩舎ではやるまでもなく仕上がっているという方がいいのでしょう。今回は最終、1週前ともに強めに追われる調教内容で、2走前ほど絶好の状態にはなさそうです。ここは前走と同じくらいの状態かと思います。

ディヴァージオン【B】

最終追い切りで一杯に追われましたが、併せ馬についていけないという感じの動きでした。前走は併せ馬に遅れるようなことはなかっただけに、これはどうでしょうか。ここは良くて前走同様。前走のような状態にない可能性の方が高そうです。

ブラウンウェーブ【B】

最終追い切りで一杯に追われましたが終い13秒台に失速。併せ馬にも置いていかれるような動きでした。この馬は元々そんなに調教で動くタイプではないのですが、この中間は特に動いていなかった印象です。新馬戦の時は終い12.2秒でまとめる動きが出来ていただけに、ここは新馬戦よりは下の状態でしょう。状態的にはどうでしょうか。

ブルーイングリーン【A】

この馬は調教ではあまり動かないということもあって、前走は全く人気になっていませんでしたが、結果的にこの馬はあまり調教では動かないタイプなのでしょう。今回も目立った時計こそありませんが、併せ馬に遅れるようなことはなかったですし、この馬なりには動けています。キャリア1戦で判断に難しいですが、しっかり好調キープと見ます。

マイレーヌ【A】

勝った2走前でも最終追い切りで終い12.6秒。併せ馬にも遅れるような有様でしたが、今回の最終追い切りは終い11秒台をマークし、併せ馬に食らいつくことが出来ていました。前走もこの馬としては良く動いているなと思ったのですが、今回も引き続き動いています。使いつつ徐々に良くなってきた印象で、ここもシッカリ好調キープでしょう。

ミシシッピテソーロ【A】

この馬が唯一不甲斐ない走りだったアルテミスステークスの時は、休み明けだったにも関わらず調教4本のみ。最終追い切りも軽めで、当日の馬体重が+12キロになるなど、今になって振り返れば、アルテミスステークスはあまり仕上がっていなかったのでしょう。今回は最終追い切りで終い11秒台。3頭併せ馬の真ん中に入れるなど、前走から引き続き高い負荷が掛かっています。これならアルテミスステークスのようなことはなさそうで、前走からシッカリ好調キープでしょう。

ミタマ【B】

やや間隔が空いての出走ですが追い切り本数は僅か4本のみと、調教本数が少ないのが気がかりです。同じような間隔だった3走前の未勝利戦の時は追い切り6本もこなしていました。最終、1週前と終い11秒台を連発していますが、同じく間隔が空いての出走だった3走前の未勝利戦。新馬戦の時も終い11秒台は連発するなど、元々調教は動くタイプです。今回が特別良いというわけではありません。おそらく初の関東遠征ということで、調教本数を少なくしたのでしょうが、これはどうでしょうか。

メイクアスナッチ【A】

1週前に併せ馬を大きく突き放す動きを見せていました。元々調教は良く動くタイプですが、今回も良く動けています。調教本数は少ないですが、この馬はノーザンファームのクラブ馬ということで外厩でシッカリやってきたのでしょう。厩舎ではやるまでもないといった感じです。ここに来ての上積みまではないですが、前走ぐらいは問題なく走れそうな状態です。しっかり好調キープでしょう。

リックスター【S】

この中間は馬なりオンリー。目立った時計こそありませんが、動きは決して悪いものではありませんでした。前走の1週前追い切りは、終い強めに追って併せ馬に遅れるなどしていましたが、それと比べると今回の方が明らかに良いです。この馬はノーザンファームの生産馬ということで、厩舎ではやるまでもなく仕上がっている感じでしょう。強めに追って併せ馬に遅れていた前走よりは上の状態のはずで、ここはデビュー2走目の上積みがありそうです。この馬としてはベストの状態まで仕上がっているのではないかと思います。

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