皆さんこんにちは、アギョウです!
今回はエルムステークスの追い切り診断となります。
それでは早速ロードクロンヌから見ていきましょう。

ロードクロンヌ
2週前のCWで終い11.3秒。7月27日には終い10秒台を出すなど、この中間は早い段階から良い動きを見せていました。
北海道に入ってからは調整程度の内容ですが、1週前の併せ馬で遅れるようなことはなかったですし、最終追い切りも手応え抜群といった感じの動きを見せています。
前走は好走こそしたものの、1週前の併せ馬で遅れていたことを考えると、これは前走以上と言ってもいいかもしれません。
初の重賞制覇へ狙って、万全の仕上がりでしょう。
追い切り評価「S」
ドゥラエレーデ
昨年は約4か月ぶりで追い切り5本。直前まで強め一杯に追うなど、いかにも急仕上げという感じの調整内容でした。
それが今年は約5か月ぶりで追い切り9本。最終追い切りの函館ダートでは楽々と終い11.4秒の素軽い動きを見せるなど、昨年に比べてシッカリ仕上げてきました。
今年は次への叩き台というよりは、ここでの賞金加算を狙ってきたなという印象です。
追い切り評価「A」
ウィリアムバローズ
函館ウッドで追い切り8本。早めに函館入りして丁寧な乗り込みをしてきました。
その甲斐もあってか、最終追い切りでは時計以上に良いなと感じる素軽いフットワークを見せるなど、これは良い状態になっています。
G1だった前走ほどではないですが、今回も能力を出せる仕上がりになっています。
追い切り評価「A」
ショウナンライシン
最終追い切りで一杯に追いましたが、ムチへのあまり反応がなく地味な動きになっていました。
最終追い切りが芝での調整になったというのも気がかりで、これはどうでしょうか。
前走そして今回と使い詰めになっている影響がありそうで、ここは良くて前走同様まで。前走より少し下も考えておいた方がいかもしれません。
追い切り評価「B」
スレイマン
中10週で追い切り5本。前走そして前々走が中7週で追い切り6本だったことを考えると、今回は調教本数が少ないです。
その影響もあってか最終追い切りの函館Wで終い13秒台。地味な動きになっていました。
この中間は調教内容が軽めになっているのも気がかりで、大敗続きの近走と比べても微妙な印象です。
追い切り評価「B」
テーオードレフォン
最終追い切りで札幌ダート6ハロン79.1秒。軽くムチを入れただけで併せ馬を突き放す動きを見せていました。
前走が中1週。今回が中2週と使い詰めになっていますが、今回もシッカリ好調キープでしょう。
今年も良い状態になったなという印象で、去年のような激走があっても全く不思議ありません。
追い切り評価「A」
トロヴァトーレ
この馬は元々調教では動かないタイプで、重賞を勝った2走前でさえ併せ馬に遅れるような有様でした。
今回の最終追い切りも併せ馬に劣勢の手応えですが、これに関してはあまり気にしなくも大丈夫でしょう。今回も状態自体はマズマズといった感じです。
ただ初ダートにも関わらず、ダート調教を全くしていないというのは少し気がかりです。
追い切り評価「A」
ブライアンセンス
1週前の併せ馬でワールドタキオンを置き去りにする動きを見せていました。最終追い切りも併せ馬に優勢の手応えなど、この中間は良い動きを連発しています。
前走は強めに追って併せ馬に遅れていましたが、今回はそんなこともありません。これは良い状態になっているでしょう。
駄目だった前走というより重賞を勝った2走前に近い状態です。
追い切り評価「A」
ペイシャエス
中18週で追い切り10本。同じローテーションだった昨年も追い切り10本と、勝った昨年と同じような調整が出来ています。
その甲斐もあって1週前の札幌ダートで終い11.6秒。鋭い末脚を見せるなど、今年も良い状態になっている可能性は高いです。
今年も昨年のような走りが出来ても全く不思議ありません。
追い切り評価「A」
ペリエール
1週前の併せ馬で楽々先着。前走も併せ馬に楽々先着するなど良い動きを見せていましたが、今回も遜色ありません。
まさに前走で勝った勢いそのままといった感じで、今回もシッカリ好調キープでしょう。
新馬戦や前走の動きを見ると、もしかしたら北海道でが合っているタイプなのかもしれません。
追い切り評価「A」
マテンロウスカイ
最終追い切りの函館ダートで終い12.0秒。素軽いフットワークで脚の回転が速い動きを見せていました。
この中間はそこまで速い時計を出していませんが、最終追い切りの動きを見るとマズマズ仕上がったなという印象です。
この中間はダートのみで調整されているのも好印象で、本格的にダート路線へ挑戦していくのかなと見ています。
追い切り評価「A」
ミッキーヌチバナ
中15週で追い切り4本。この中間は調教本数が少ないです。
その影響もあってか今回は強めに追って終い11.9秒。この馬としては地味な動きになっていました。
今回はあくまで休み明けという感じになりそうです。
追い切り評価「B」
ワールドタキオン
1週前の併せ馬でブライアンセンスに付いていけないといった様子でした。
最終追い切りでも劣勢の手応えになるなど、これはどうでしょうか。
大敗続きの近走から大きく変わった様子はありません。
追い切り評価「B」
ヴァルツァーシャル
最終追い切りの札幌ダートで終い11.6秒。前を走っていた馬をアッサリ追い抜くなど、鋭い末脚を見せていました。
今回は久々のレースになりますが、力強いフットワークを見せるなど、いきなりから能力を出せそうな状態です。
休み明けながら万全の仕上がりといった感じでしょう。
追い切り評価「S」