皆さんこんにちは。アギョウです。
◎カンティアーモ
・前走は軽め調教も今回は負荷をかけた
・強い馬が順当に上位争いしやすいレース
・マーカンド騎手は逃げ先行馬でこそ
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「前走は軽め調教も今回は負荷をかけた」
この馬は気性的に難しいところがあるということもあってか、前走の追い切りは調整程度。あまり速い時計を出さずテンションが上がりすぎないように注意とするという感じでした。こんな軽い追い切りで肝心の仕上がりはどうなのかなとも思っていたのですが、レースに行けば高いパフォーマンスを発揮。ポテンシャルの高さを見せてくれました。
そして今回は1週前に南Wの自己ベストを更新。最終追い切りは坂路でしたが坂路改修の影響を感じさせない動きで、楽々と終い最速の動きを出すなど、前走よりシッカリ負荷をかけています。前走より攻めた調教が出来ています。気性的に大丈夫かという不安は少しありますが、仕上がり面に関しては間違いなく前走以上でしょう。
推奨理由②「強い馬が順当に上位争いしやすいレース」
人気 | 着別度数(京都時) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 1- 2- 2- 2/ 7 | 14.3% | 42.9% | 71.4% | 25 | 82 |
2番人気 | 3- 1- 0- 3/ 7 | 42.9% | 57.1% | 57.1% | 151 | 80 |
3番人気 | 1- 0- 1- 5/ 7 | 14.3% | 14.3% | 28.6% | 110 | 55 |
4~6人気 | 2- 2- 3-14/21 | 9.5% | 19.0% | 33.3% | 72 | 66 |
7~ 人気 | 0- 2- 1-29/32 | 0.0% | 6.3% | 9.4% | 0 | 49 |
デイリー杯2歳ステークスは強い馬が順当に上位争いしてきます。
まずこのレースが京都で行われた過去7年のデータを確認すると、2番人気や3番人気が単勝回収率100%以上。1番人気はあまり勝ててこそいないものの複勝率70%以上を記録するなど、上位人気による順当な争いが多いことが分かります。
4~6番人気の中穴から勝ったのも2017年のジャンダルム、2014年のタガノエスプレッソの2頭で、ジャンダルムは後のG1馬。タガノエスプレッソも弥生賞でも3着するなど決して弱い馬が勝ったというわけではありません。どちらかというとまだその能力の高さが気づかれておらず人気薄だったという感じです。デイリー杯2歳ステークスは基本的に現時点での能力通りに決まることが多いです。このレースはそこまで難しく考えず、今この中で一番強いと思った馬を素直に買うべきレースでしょう。
では、問題はどの馬が強いのかという話しだと思いますが、個人的にはカンティアーモではないかと見ています。
この馬は前走を新潟レコードタイムで勝ったわけですが、過去10年新潟芝1800メートルを1分47秒未満で勝った2歳馬は僅か3頭しかおらず、先日のアルテミスステークスを楽勝したチェルヴィニア、青葉賞を勝ったワンダフルタウン。そしてこの馬の3頭です。カンティアーモ以外の2頭はどちらも重賞勝ち馬で、カンティアーモも重賞を勝てる数字の裏付けは前走で取れていると言っていいでしょう。
追い切り診断で言ったように前走は気性難を気遣ってか、そこまでキッチリ仕上げていない中であのパフォーマンス。今回は重賞ということもあって前走よりはキッチリ作ってきた印象で前走以上があっても不思議ないとなれば、必然的にこの馬になるかなと見ています。
推奨理由③「マーカンド騎手は逃げ先行馬でこそ」
マーカンド騎手 | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% | 70 | 55 |
先行 | 9- 9- 8- 19/ 45 | 20.0% | 40.0% | 57.8% | 90 | 140 |
中団 | 5- 5- 6- 53/ 69 | 7.2% | 14.5% | 23.2% | 60 | 58 |
後方 | 1- 0- 1- 20/ 22 | 4.5% | 4.5% | 9.1% | 85 | 26 |
マーカンド騎手は逃げ先行馬を粘りこませるのを得意としています。
今週から来日となるマーカンド騎手ですが、その脚質別のデータを見ると一目瞭然。逃げ先行馬では複勝率50%以上という素晴らしい成績を残していますが、差し馬になると複勝率は半分以下。追い込みに至っては好走率は一桁しかありません。
騎手と脚質 | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
マーカンドの逃げ先行 | 10- 9- 8- 20/ 47 | 21.3% | 40.4% | 57.4% | 89 | 137 |
マーカンドの差し追込 | 6- 5- 7- 73/ 91 | 6.6% | 12.1% | 19.8% | 66 | 50 |
ムーアの逃げ先行 | 10- 17- 8- 25/ 60 | 16.7% | 45.0% | 58.3% | 42 | 98 |
ムーアの差し追込 | 11- 10- 6- 54/ 81 | 13.6% | 25.9% | 33.3% | 46 | 63 |
同じく今週から来日のムーア騎手なんかと比べると、マーカンド騎手は逃げ先行と差し追い込みで大きく差があることが分かりやすいです。
ムーア騎手はオールマイティーに何でもこなすスーパー騎手ですが、マーカンド騎手の大きな特徴はとにかく腕っぷしで強く、バテた逃げ先行馬をなんとか粘りこませる騎乗です。
カンティアーモは気性的に難しく、おそらく今回も前走のように前に行ってしまうと思いますが、多少の暴走ぐらいなら強い競馬ができるというのは前走で見せてくれていますし、マーカンド騎手の腕っぷしの強さなら、なんとか粘らせると見て、この馬を本命にしたいと思います。
まとめ
デイリー杯2歳ステークス、自信の本命はカンティアーモです!
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