【チャンピオンズカップ2024】過去データ分析《傾向ピッタリは?》

過去データ

はい皆さんこんにちは。アギョウです。

今回はチャンピオンズカップが、どんな特徴があるレースかを解説していきます。

それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

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これまでの成績
皆さんこんにちは。アギョウです。・2023年通算【単勝回収率109%】・2022年通算【単勝回収率125%】ここからは本命馬一覧と詳細な成績を見ていきます。2023年の重賞本命馬と結果重賞◎着別度数勝率連対率複勝率単回値2023年27- 9...

人気データ

人気 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 3- 3- 0- 4/ 10 30.0% 60.0% 90 95
2番人気 2- 0- 0- 8/ 10 20.0% 20.0% 103 36
3番人気 1- 3- 3- 3/ 10 10.0% 70.0% 79 166
4~6人気 2- 1- 2- 25/ 30 6.7% 16.7% 97 56
7~ 人気 2- 3- 5- 86/ 96 2.1% 10.4% 82 95

チャンピオンズカップは小波乱の傾向です。

人気別データを見ると1番人気も来るには来ていますが、4~6番人気の中穴どころ。7番人気以下も複数勝利をあげるなど、人気薄からの好走も多いのが分かります。

チャンピオンズカップは素直に能力通りとはいかず、能力以外の要素も重要になってくるレースでしょう。

その能力以外の要素が何なのかというのは、この後でジックリ話していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

枠順データ

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1枠 0- 2- 2-13/17 0.0% 23.5% 0 89
2枠 2- 2- 2-14/20 10.0% 30.0% 341 122
3枠 3- 0- 2-15/20 15.0% 25.0% 78 105
4枠 1- 1- 0-18/20 5.0% 10.0% 29 100
5枠 2- 1- 1-16/20 10.0% 20.0% 144 65
6枠 1- 1- 2-16/20 5.0% 20.0% 66 93
7枠 0- 3- 1-16/20 0.0% 20.0% 0 115
8枠 1- 0- 0-18/19 5.3% 5.3% 20 11

チャンピオンズカップは内枠有利でしょう。

まず詳細な枠順別データを見ると2枠、3枠、1枠が複勝率トップ3となっており、2~4枠は複勝回収率100%以上。それに対して8枠はカフェファラオやクリソベリル、インカンテーションなど、割と人気になった馬もいましたが、馬券絡みした馬は去年のレモンポップのみとなっています。

枠順 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
1~4枠 6- 5- 6- 60/ 77 7.8% 22.1% 116 105
5~8枠 4- 5- 4- 66/ 79 5.1% 16.5% 58 72

1~4枠、5~8枠というザックリした括りで見ても、内枠が勝率から複勝回収率まで全てにおいて上の成績となっていました。回収率100%を超えるなど、内枠から人気薄の激走が多いのも分かります。

チャンピオンズカップが行われる中京競馬場は、最終コーナーの角度が極端にきついため、コーナーでスピードを出すと外に吹っ飛んでしまうのです。そのため芝、ダートを問わずに内枠有利、外枠不利の傾向があります。コーナーで外々を回るのが致命的になることも珍しくありません。

この極端な内枠有利、外枠不利がチャンピオンズカップが、素直に能力通りとはいかない大きな要因でしょう。

脚質データ

脚質 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 1- 0- 3- 7/ 11 9.1% 36.4% 34 222
先行 4- 4- 5- 24/ 37 10.8% 35.1% 68 143
中団 3- 2- 1- 50/ 56 5.4% 10.7% 138 41
後方 2- 4- 1- 45/ 52 3.8% 13.5% 55 71

チャンピオンズカップは逃げ先行が有利です。

逃げ先行が差し追込に比べて、3倍近い複勝率を残していました。かつてインティという馬が逃げて連続好走したり、距離が長そうで人気を落としていたコパノリッキーなんかが、逃げ粘って穴を開けたりしていました。

先程の枠順データで中京は最終コーナーで外を回るのが致命的になるという話しをしましたが、それなら内側にポジションを取りやすい逃げ馬。比較的、外を回らずに済みやすい先行馬が有利なるのでしょう。

もし差し馬にチャンスがあるとすれば、2018年のウェスタールンドのようなイン突きや、去年のウィルソンテソーロのようにコーナーまでは内を回ってきて、直線だけ外に持ち出すような形です。

消去法データ

ここからは、これまでの特徴を踏まえて具体的にどの馬が、今年のチャンピオンズカップにピッタリかというのを考えていこうと思います。

前走着順データ

前走着順 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
前走1~3着 7- 7- 5-60/79 8.9% 24.1% 143 84
前走4~5着 3- 1- 1-26/31 9.7% 16.1% 71 98
前走6着~ 0- 2- 4-40/46 0.0% 13.0% 0 88

前走6着以下の馬は、過去9年で勝っていません。

人気データのところで、あまり能力通りには決まらないという話しをしましたが、それでもG1はG1です。前走で掲示板にも名前が乗らない6着以下になる馬では、能力的に厳しいでしょう。

前走クラスデータ

前走クラス 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
ダートG1 8- 6- 4- 48/ 66 12.1% 27.3% 187 128
それ以外 2- 4- 6- 78/ 90 2.2% 13.3% 13 58

前走ダートG1を走っていた馬が圧倒的な成績を残しています。

先程は前走でも掲示板に乗るぐらいの能力は必要という話しをしましたが、それがG2G3では意味がありません。G1で掲示板を確保できるぐらいの能力は必要になるというわけです。

ダートは芝よりもクラス間の壁が厚く、G1とそれ以外ではレベル的にかなりの差があるのです。

いくらチャンピオンズカップが波乱の余地があるとは言っても、G1で掲示板を確保するぐらいの能力は必要になります。

間隔データ

間隔 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
中0~3週 1- 7- 6-82/96 1.0% 14.6% 16 73
中4~8週 8- 3- 2-36/49 16.3% 26.5% 235 111
中9週~ 1- 0- 2- 8/ 11 9.1% 27.3% 40 120

中3週以下の馬は、苦戦を強いられていました。

ここまで波乱の要因として内有利という部分をピックアップしてきましたが、それ以外にも状態というのも大きく関係しています。その状態面を図る上で重要になってくるのが間隔です。

間隔が詰まっての出走となる馬は、どうしても状態面の調整が難しく、ゆとりを持った間隔で挑んでくる馬が有利になりやすいのです。

前走JBC 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
中0~3週 1- 3- 2-22/28 3.6% 21.4% 56 118
中4~8週 4- 1- 1-16/22 18.2% 27.3% 404 106

毎年JBCは違う地方競馬場で行われるため、年によってここへの間隔がマチマチになるのですが、前走JBCという馬を見ても、間隔が空けば空いているほど好走率、激走率ともに高まる傾向にありました。

今年のJBC組は中3週。比較的間隔が詰まっての出走となるだけに、若干割引が必要ではないかと見ています。

ここまで3つのデータをクリアして残っているのはペプチドナイル、ミックファイア、レモンポップの3頭です。

この3頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのはキャリアのデータではないかと思います。

キャリアデータ

ここまで中京で勝ったことがある、もしくは中京ダート重賞で好走経験がある馬が、よくこのレースを勝っていました。

まず過去10年の勝ち馬と中京での実績を見てみると、多くが中京競馬場で勝ったことがある。中京ダート重賞で馬券圏内。もしくはこのレースで掲示板を確保したことがあるような、中京での好走歴がある馬たちでした。

逆に中京実績が全くないのに勝ったのは2019年のクリソベリル、2018年のルヴァンスレーヴなど3歳馬ばかりです。古馬で中京実績がなく勝ったのはレモンポップ、ゴールドドリームの2頭のみです。

枠順データ、脚質データで中京競馬場はコーナーがキツく、極端に内有利になりやすいという話しをしました。そういった特殊なコース体型において、同舞台の実績があるというのは大きな強みになります。3歳馬なら仕方ないところもありますが、古馬で中京実績が全くない馬はどうでしょうか。

まとめ

というわけで今年のチャンピオンズカップにピッタリの馬は、レモンポップではないかと思います。

この馬は海外でこそ大敗していますが、国内ダートでは連対を外したことがありません。前走は休み明けの良化途上と言われた中でも勝ちきるなど、能力的には間違いありません。

昨年は本来不利であるはずの大外枠でも、逃げる形に持ち込んでロスのない競馬をしていました。非常に高い先行力のあるこの馬はどの枠順を引いても問題ないでしょうし、今年も上位争いしてくる可能性は高いと見ています。