はい皆さんこんにちは。アギョウです。
今回はキーンランドカップが、どんな特徴のあるレースかを解説していきます。
それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

人気データ
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3- 1- 0- 6/ 10 | 30.0% | 40.0% | 84 | 51 |
| 2番人気 | 3- 4- 1- 2/ 10 | 30.0% | 80.0% | 154 | 162 |
| 3番人気 | 1- 0- 3- 6/ 10 | 10.0% | 40.0% | 49 | 82 |
| 4~6人気 | 2- 2- 2- 24/ 30 | 6.7% | 20.0% | 92 | 61 |
| 7~ 人気 | 1- 3- 4- 86/ 94 | 1.1% | 8.5% | 22 | 49 |
キーンランドカップは、割と堅めの傾向です。
まず2番人気が回収率100%以上。他の人気どころも水準程度の成績になっていました。逆に7番人気以下は、回収率50%程度など低調なものになっています。
このレースは他の夏重賞とは違って、非ハンデ戦というのが主な原因でしょう。実績馬が多少重い斤量を背負うことはあっても、能力的に微妙な馬が軽い斤量になることはありません。
このレースは比較的、能力通りに決まりやすい傾向です。
枠順データ
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 0- 0- 2-16/18 | 0.0% | 11.1% | 0 | 50 |
| 2枠 | 0- 0- 1-16/17 | 0.0% | 5.9% | 0 | 32 |
| 3枠 | 1- 4- 0-14/19 | 5.3% | 26.3% | 28 | 70 |
| 4枠 | 1- 3- 1-15/20 | 5.0% | 25.0% | 61 | 107 |
| 5枠 | 1- 1- 1-17/20 | 5.0% | 15.0% | 21 | 52 |
| 6枠 | 3- 1- 1-15/20 | 15.0% | 25.0% | 149 | 66 |
| 7枠 | 3- 1- 1-15/20 | 15.0% | 25.0% | 101 | 49 |
| 8枠 | 1- 0- 3-16/20 | 5.0% | 20.0% | 28 | 58 |
例年のキーンランドカップは、外枠有利の傾向です。
まず詳細な枠順別データを見ると、3枠~8枠は複勝率20%程度で並んでいます。逆に1~2枠は過去10年で一度も勝ったことがなく低調な成績になっていました。

ただ例年はCコース2週目に行われていたところを、今年はBコース替わり初週で開催する形になっており、この傾向はあまり参考にならないかもしれません。
前日や当日の馬場状態次第という感じになりそうですが、例年のキーンランドカップは外枠有利になっていました。
脚質データ
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1- 2- 2- 5/ 10 | 10.0% | 50.0% | 37 | 149 |
| 先行 | 3- 4- 3- 26/ 36 | 8.3% | 27.8% | 32 | 68 |
| 中団 | 5- 3- 4- 46/ 58 | 8.6% | 20.7% | 80 | 75 |
| 後方 | 1- 1- 1- 46/ 49 | 2.0% | 6.1% | 31 | 22 |
キーンランドカップは、差しも問題なく決まっています。
まず脚質別データを見ると逃げ馬が複勝率50%。悪くない成績になっていますが、その一方で中団からの馬で過去10年6勝など、短距離戦にしては差しも十分決まっています。
| コース | 上がり1~3位 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌芝1200 | 155- 135- 99- 481 | 17.8% | 44.7% | 145 | 155 |
| 阪神芝1200 | 139- 124- 96- 452 | 17.1% | 44.3% | 142 | 126 |
| 小倉芝1200 | 468- 375- 328-1517 | 17.4% | 43.6% | 190 | 157 |
| 函館芝1200 | 244- 228- 202- 917 | 15.3% | 42.4% | 136 | 137 |
そもそも札幌芝1200m自体が差しが決まりやすい傾向にあり、上がり3位以内のコース別成績を見ると、芝1200mの中で最も高い複勝率になっていました。

Bコース替わり初週だった昨年もパンジャタワーが鮮やかな差し切りを決めるなど、この舞台は後ろからの馬にも十分チャンスがありそうです。
消去法データ
ここからは、これまでの特徴を踏まえて具体的にどの馬が、今年のキーンランドカップにピッタリかというのを考えていこうと思います。
前走着順データ
| 前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 3- 4- 3-26/36 | 8.3% | 27.8% | 40 | 71 |
| 前走2着 | 0- 1- 0-14/15 | 0.0% | 6.7% | 0 | 7 |
| 前走3着 | 1- 2- 2- 9/14 | 7.1% | 35.7% | 26 | 70 |
| 前走4~9着 | 5- 2- 3-42/52 | 9.6% | 19.2% | 109 | 77 |
| 前走10着~ | 0- 1- 2-32/35 | 0.0% | 8.6% | 0 | 47 |
前走二桁着順の馬は、過去10年で勝っていません。
人気データのところで「能力通りに決まりやすい」という話しをしましたが、それに伴って前走10着以下。前走で大敗している馬では能力的にどうでしょうか。
前走でも強い競馬だった馬を、素直に評価すべきでしょう。
血統データ
| 血統 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 父か母父サンデー系 | 7- 7- 9- 81 | 6.7% | 22.1% | 56 | 71 |
| 父と母父非サンデー | 3- 3- 1- 43 | 6.0% | 14.0% | 37 | 41 |
父もしくは母父サンデー系の馬が、有利になっています。
脚質データのところで「芝1200mの中で最も差しが決まる舞台」という話しをしましたが、それに伴ってサンデー系特有の瞬発力。鋭い末脚が必要になるというわけでしょう。
他の芝1200mでは非サンデー系が有利になりやすいですが、この舞台に限ってはサンデー系の馬に要注目です。
前走騎手データ
| 前走騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| ◆同騎手 | 5- 7- 3-52/67 | 7.5% | 22.4% | 45 | 58 |
| ◆乗替り | 5- 3- 7-72/87 | 5.7% | 17.2% | 54 | 63 |
外国人騎手以外への乗り替わりは、割引が必要です。
まず前走騎手別データを見ると、継続騎乗の馬が若干良いかな程度になっていますが、これを乗り替わりのデータを詳しく見ると傾向がハッキリしてきます。
| 乗替り | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外国人 | 4- 3- 0-22/29 | 13.8% | 24.1% | 143 | 71 |
| 日本人 | 1- 0- 7-50/58 | 1.7% | 13.8% | 9 | 59 |
乗り替わりで好走した馬は、ほとんどが外国人への乗り替わりで、日本人騎手への乗り替わりは低調な成績になっています。
このレースはワールドオールスター騎手シリーズと同じ週に行われるため、海外の一流騎手が揃う形になりやすいです。
そんな中で普段乗っている騎手から見限れてしまった上に、外国人騎手にも乗ってもらえない馬は微妙というわけでしょう。
ここまで3つのデータをクリアして残っているのはエーティーマクフィ、ゾンニッヒ、ナムラクララ、パンジャタワー、ロジケープの5頭です。
この5頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのは前走距離のデータだろうと見ています。
前走距離データ
| 前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 同距離 | 6- 9- 6-100/121 | 5.0% | 17.4% | 42 | 48 |
| 今回延長 | 1- 0- 1- 9/ 11 | 9.1% | 18.2% | 111 | 84 |
| 今回短縮 | 3- 1- 3- 15/ 22 | 13.6% | 31.8% | 61 | 123 |
キーンランドカップは、距離短縮の馬が好走傾向です。
前走距離別データを見ると今回距離短縮の馬が複勝率31.3%。複勝回収率100%を超えていました。

札幌芝1200は、芝1200mの中では時計の掛かる勝負になりやすいため、距離以上のスタミナが必要になる展開が多いというわけでしょう。
ここは少し長い距離でも通用する馬が狙い目になりそうです。
まとめ

というわけで今年のキーンランドカップにピッタリの馬は、パンジャタワーだろうと見ています。
この馬は前走の安田記念で掲示板を確保。その前の高松宮記念でも上位争いするなど、今のスプリント~マイルでは能力上位と言っていいでしょう。
前走の安田記念でマズマズの競馬をしているように、生粋のスプリンターというよりは、少し長い距離でも通用するスタミナを持った馬で、芝1200mではこの舞台がピッタリだろうと見ています。

