【チャンピオンズカップ2025】過去データ分析《傾向ピッタリは？》

はい皆さんこんにちは。アギョウです。

今回はチャンピオンズカップが、どんな特徴があるレースかを解説していきます。

それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

これまでの予想成績

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人気データ

チャンピオンズカップは、小波乱の傾向です。

過去10年の人気別データを見ると、1番人気も来るには来ていますが、4～6番人気の中穴どころ。7番人気以下も複数勝利をあげるなど、人気薄からの好走も多いのが分かります。

チャンピオンズカップは素直に実力通りとはいかず、能力以外の要素も重要になってくるレースでしょう。

その能力以外の要素が何なのかというのは、この後でジックリ話していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

枠順データ

チャンピオンズカップは、圧倒的な内枠有利です。

まず詳細な枠順別データを見ると3枠、1枠、2枠の順で複勝率が高くなっており、2～4枠は複勝回収率100％以上。それに対して8枠はカフェファラオやクリソベリル、インカンテーションなど、割と人気になった馬もいましたが、馬券絡みしたのは一昨年のレモンポップのみとなっています。

1～4枠、5～8枠というザックリした括りで見ても、内枠が勝率から複勝回収率まで全てにおいて上の成績となっていました。過去10年では内枠の馬を適当に買うだけで儲かっていたほど、人気薄の激走が多くなっています。

チャンピオンズカップが行われる中京競馬場は、最終コーナーの角度が極端にきついため、コーナーでスピードを出すと外に吹っ飛んでしまう形になりやすく、最終コーナーで外々を回るのが致命的になることも珍しくありません。

そのため中京競馬場は芝、ダートを問わずに内枠有利、外枠不利の顕著な傾向にあります。

脚質データ

チャンピオンズカップは逃げ先行が有利です。

逃げ先行馬が複勝回収率100％以上。安定して高い複勝率を出すなど、逃げ先行馬の前残りが多いというのが分かります。

先程の枠順データで「中京は最終コーナーで外を回るのが致命的になる」という話しをしましたが、それなら内側にポジションを取りやすい逃げ先行馬が有利になります。

唯一8枠から好走したレモンポップも好スタートを決めて逃げる形を取るなど、外を回るロスが全くないという感じになっていました。

もし差し馬にチャンスがあるとすれば、去年のドゥラエレーデのようなイン突きや、一昨年のウィルソンテソーロのように最終コーナーまでは内を回ってきて、直線だけ外に持ち出すような形でしょう。

消去法データ

ここからは、これまでの特徴を踏まえて具体的にどの馬が、今年のチャンピオンズカップにピッタリかというのを考えていこうと思います。

前走着順データ

前走6着以下の馬は、過去10年で勝っていません。

人気データのところで「小波乱の傾向にある」という話しをしましたが、前走で掲示板にも乗らない馬では能力的に厳しいでしょう。

前走クラスデータ

前走G1を走っていた馬が、圧倒的な成績を残しています。

ダートは芝よりもクラス間の壁が厚く、G1とそれ以外ではレベル的に大きな能力差があるのです。

先程は「前走でも掲示板に乗るぐらいの能力は必要」という話しをしましたが、それがG2G3では意味がありません。G1で掲示板を確保できるぐらいの能力は必要になるでしょう。

キャリアデータ

これまで中京で勝ったことがある、もしくは中京ダート重賞で好走経験がある馬が、よくこのレースを勝っていました。

まず過去10年の勝ち馬と中京での実績を見てみると、殆どが中京競馬場で勝ったことがある。中京ダート重賞で馬券圏内もしくはこのレースで掲示板を確保したことがあるような、中京で好走歴がある馬でした。

逆に中京実績が全くないのに勝ったのは2019年のクリソベリル、2018年のルヴァンスレーヴなど3歳馬ばかりです。古馬で中京実績がなく勝ったのはレモンポップ、ゴールドドリームの2頭のみという感じです。

「中京競馬場は最終コーナーがキツいため極端に内有利になりやすい」という話しをしましたが、そういった特殊なコースにおいて同舞台の実績があるというのは大きな強みになります。

キャリアの浅い3歳馬なら仕方ないところもありますが、古馬になって中京実績が全くない馬はどうでしょうか。

ここまで3つのデータをクリアして残っているのはウィルソンテソーロ、ナルカミ、メイショウハリオの3頭です。

この3頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのは騎手のデータだろうと見ています。

騎手データ

川田騎手は、中京競馬場を得意にしています。

まず中京ダート1800m重賞における騎手別データを見ると、川田騎手が複勝率60％。回収率100％前後など優秀な成績を残していました。

これまで「中京競馬場を最終コーナーで内を回った馬が圧倒的に有利」という話しをしましたが、それに伴って中京競馬場の特性を知っている騎手。内への意識が強い騎手でなければ話しにならないということも珍しくありません。

実際にルメール騎手なんかは無難に外を回すことが多いせいか、この舞台ではイマイチな成績になっていました。

逆に川田騎手は中京競馬場の乗り方を分かっているため、この舞台に限らず中京では非常に良い成績です。

川田騎手がこの舞台の重賞で内枠を引いた場合は複勝率100％。鬼に金棒という感じになっていました。

まとめ

というわけで今年のチャンピオンズカップにピッタリの馬は、ウィルソンテソーロではないかと思います。

この馬は昨年、一昨年のこのレースで好走。この舞台への適性は間違いありません。前走のJBCクラシックでは凡走していますが、これは時計の掛かる船橋の馬場が合わなかったかなという印象で、このレース同じ1800mでも約2秒ほど遅い勝ちタイムでした。今年も内枠さえ引ければ好走する確率は高いだろうと見ています。