皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は天皇賞秋の追い切り診断となります。
それでは早速リバティアイランドから見ていきましょう。
リバティアイランド
1週前に楽な手応えで終い10秒台。併せ馬を置き去りにするなど流石の動きを見せていました。最終追い切りは調整程度の内容ですが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
久々ながら仕上がり面の不安は全くなさそうで、去年の秋華賞やジャパンカップと遜色ない状態です。
追い切り評価「A」
レーベンスティール
最終追い切りで南W6ハロン77.5秒。非常に速い時計を出してきました。併せ馬にあっさり追いつくなど、時計通りの迫力ある動きが出来ていました。身体の状態が悪いということはないでしょう。
ただ最終コーナー付近では、これだけ速い全体時計にも関わらず、折り合いに難しそうなところを見せるなど、心の状態としてはギリギリという印象です。
前走のレース中に折り合いに難しいところを見せていましたが、今回も引き続き、折り合い面が一つ課題になってきそうです。
追い切り評価「A」
ドウデュース
1週前にCW3ハロン36.3秒。非常に軽快なフットワークで併せ馬を突き放す一方という感じでした。元々調教では動く馬ですが今回も素晴らしい動きを見せています。
去年は1週前追い切りだけ速い時計を出して、その他は調整程度という感じでしたが、今回は1週前の月曜日や日曜日にも坂路で速い時計を出すなど、去年よりシッカリ仕上げています。
久々ながら能力を出せる万全の仕上がりかなという印象です。
追い切り評価「S」
キングズパレス
1週前に南W6ハロンの自己ベストタイとなる全体時計をマーク。最終追い切りでも併せ馬に楽々先着する動きが出来ていました。
前走や前々走も状態は良かったですが今回も遜色ありません。この馬なりの良い状態にありそうです。
追い切り評価「A」
シルトホルン
間隔が詰まっての出走になるせいか、この中間は単走のみでサラっと仕上げる形になっていました。
今回と同じ中2週で好走したエプソムカップの時は、間隔が詰まっての出走でも最終追い切りで併せ馬をしていただけに、これはどうでしょうか。
3走前というよりも前走や前々走に近い状態かなと見ています。
追い切り評価「B」
ジャスティンパレス
状態が良かったであろう去年の今頃は、1週前のCWで速い時計を出してましたが、今回は坂路での調整になっていました。去年や近走とは調整内容が全く違います。
実際の動きを見ても、1週前追い切りでは併せ馬に劣勢の手応えになるなど微妙な感じになっており、今回は本調子にない可能性が高いです。
追い切り評価「B」
ステラヴェローチェ
1週前にCW3ハロン35秒台。速いラップを刻む動きを見せていました。前走は前哨戦仕上げっぽいところもありましたが、今回はそんなこともありません。
状態としては今年の大阪杯に一番近いかなという印象で、G1へ向けてキッチリ仕上げてきました。
追い切り評価「A」
ソールオリエンス
1週前の南Wで終い10秒台。全体時計が遅かったとはいえ良い末脚を見せていました。元々調教では動くタイプですが今回も相変わらず良い動きを見せています。
久々ながら良い状態に仕上がったなという印象で、いきなりから能力は出せそう状態です。
追い切り評価「A」
タスティエーラ
1週前に併せ馬で優勢の手応え。2週前追い切りではダノンベルーガ、ゴンバデカーブースに併せ馬で先着する動きを見せていました。
最終追い切りでは併せ馬に若干遅れていましたが、これは後ろから追いかけてのもので、そこまで気にしなくてもいいでしょう。
元々調教では良い動きをする馬ですが、相変わらずといった印象です。この馬なりの良い状態になっています。
追い切り評価「A」
ダノンベルーガ
1週前にタスティエーラに併せ馬で劣勢の手応え。最終追い切りでは先着しましたが、これは先行してのもので、あまり鵜呑みにすることはできません。この中間はブリンカーをつけて追い切りをするなど、調整に四苦八苦している印象です。
状態としては、去年のこのレースの方が良かったかなという感じです。ここは良くて去年同様といったところです。
追い切り評価「B」
ニシノレヴナント
久々だった前走は併せ馬に遅れるなど、調教の段階から微妙な印象でしたが、今回は叩き2走目のせいか、前走より調教での動きは良くなっています。
ただ、あくまで前走よりは良いという程度で、2走前や3走前と同じくらいです。ここは2走前や3走前ぐらい走ってどこまで通用するかになりそうです。
追い切り評価「B」
ノースブリッジ
1週前に終い11.2秒。時計以上に良いなと感じる鋭い末脚を見せていました。最終追い切りこそ芝で調整程度の内容となりましたが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
休み明けだった前走も追い切り17本もこなすなど、久々ながらキッチリ仕上がっていただけに、ここに来ての上積みまではないですが、しっかり好調キープです。
追い切り評価「A」
ベラジオオペラ
1週前にCWの自己ベスト更新。この時は3ハロン35.6秒、終い11.1秒でまとめ、併せ馬を置き去りにするなど文句なしの内容でした。
最終追い切りは調整程度の内容ですが、それでも終い11.3秒で併せ馬に遅れるようなことはなかったですし、これは良い状態に仕上がっているでしょう。
自己ベスト更新が示すように、年齢を重ねるごとにドンドン良くなっているなという印象で、今回はデビューしてから一番走れそうな状態です。万全の仕上がりでしょう。
追い切り評価「S」
ホウオウビスケッツ
最終追い切りの併せ馬で先着。元々調教では良い動きをするタイプですが、今回も悪くない動きを見せていました。
ただ前走も久々ながら追い切り11本をこなすなど、前哨戦からキッチリ仕上がっていただけに、ここに来ての上積みまではありません。
ここは良くも悪くも前走同様といった印象で、ここも前走ぐらい走ってどこまで通用するかになりそうです。
追い切り評価「B」
マテンロウスカイ
この馬で良い走りだった中山記念の時は、最終追い切りの坂路で加速ラップ。ゴールに向かってドンドン加速してく動きが出来ていました。
それが駄目だった前走や東京新聞杯の時は失速する形になっています。今回も速い全体時計こそ出たものの、ラスト1ハロンで失速する形になっていました。
中山記念というよりは前走に近い状態かなと見ています。
追い切り評価「B」