皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は札幌2歳ステークスの追い切り診断となります。
それでは早速アスクシュタインから見ていきましょう。
アスクシュタイン
中2週のせいか、この中間は調整程度の内容となりました。判断に難しいところですが、勝った前走は中3週でも最終1週前と併せ馬をするなど入念な調整をしていました。
それが今回は調整程度の内容で、前走より状態が良いということはなさそうです。ここは良くて前走同様までという感じになるでしょう。
追い切り評価「B」
マテンロウサン
最終追い切りで札幌芝5ハロン64.5秒。併せ馬にも優勢の手応えでした。この中間は中2週でも攻めた調教を施しています。
前走も併せ馬を置き去りにするなど良かったため上積みまではないですが、今回もしっかり好調キープでしょう。
最終追い切りの動きを見ると、前脚を掻き込むような走法で、こういうタイプは道悪になっても大丈夫な馬が多いです。雨の影響で道悪での競馬になったとしても問題ないかなと見ています。
追い切り評価「A」
マジックサンズ
最終追い切りで札幌芝5ハロン63.7秒の好時計をマーク。この時は併せ馬に対して頭一つほど抜け出す動きが出来ていました。この時併せたのが去年このレースで1番人気になったガイアメンテ。素質的にもこのメンバーでも劣ることはありません。
1週前追い切りでも併せ馬に優勢の手応えで進めるなど、この中間は調教での動きは目立っており、仕上がり面としても申し分ありません。大型馬らしく一度使っての上積みがありそうです。
素質、状態ともにこのメンバーでも上位のものがあるでしょう。
追い切り評価「S」
アルマヴェローチェ
1週前に函館ウッドで豪快な動きを見せていました。この時は馬場の大外を回って時計以上に良いなと思わせるものでした。
1週前にシッカリやったおかげか、最終追い切りでは古馬OP馬を相手に併せ馬で先着するなど、良い動きを見せていました。
前走もジックリ乗り込んで良い動きを見せていたため、ここに来ての上積みまではありませんが、今回もしっかり好調キープです。
追い切り評価「A」
ショウナンマクベス
中10週と間隔が空いての出走ですが、最終追い切りは調整程度の内容となりました。1週前追い切りも函館ウッドで軽め調教という感じになっており、この中間は全体的に調教負荷が軽くなっています。
前走は1週前追い切りでシッカリ負荷をかけて、最終追い切りもマズマズ負荷をかけていただけに、これは少し気がかりです。
暑い影響なのかは分かりませんが、あまり良い状態にはなさそうです。
追い切り評価「B」
トップオンザヒル
最終追い切りで札幌芝5ハロン63.4秒の好時計をマーク。この時は古馬2勝クラスの馬を煽るような動きで、手綱を離せばどこまでも伸びていきそうな手応えを見せていました。
古馬2勝クラスを相手に煽るような動きを見せていたことを考えると、このメンバーで素質的に劣るということもなさそうで、ここでも十分チャンスのある1頭でしょう。
状態的に見ても北海道に来る前に坂路の自己ベスト更新するなど、前走以上と言っていいでしょう。デビュー2戦目の上積みがあります。
最終追い切りの動きなんかを見ると、良い意味での前進気勢がある馬で、2000mからの距離短縮というのもプラスに働きそうです。
ここはあらゆる面から前走以上に期待できるかなという印象で、ここへ向けて準備万端と言った感じです。
追い切り評価「S」
ニシノタンギー
最終追い切りで札幌芝5ハロン63.9秒の好時計をマーク。重馬場を物ともせず速いラップを刻む動きが出来ていました。
道悪を全く苦にしなかった最終追い切りの動きを見ると、この馬の武器はスピードよりもパワースタミナといった感じで、ここも時計の掛かる勝負。道悪などになれば十分チャンスはありそうです。
新馬戦の負けは能力や状態というよりも、この馬には上がりが速すぎたかなという感じで、ここも上がり35秒台で間に合うような展開になるかどうかが大きな鍵になるでしょう。
追い切り評価「A」
バセリーナ
元々あまり調教では動かないタイプですが、今回の最終追い切りも地味なもので、前を走っていた馬たちに置いていかれる形になっています。
ここまで4戦もしていることもあって、流石にココに来ての上積みはなさそうです。ここも良くて前走同様まで。前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
ファイアンクランツ
最終追い切りで併せ馬に遅れていましたが、これは意図的に併せ馬に遅れる調教だったため、そこまで気にしなくても大丈夫でしょう。
ただ実際の動きを見ると、一度使ったせいか折り合いに難しくなっている印象で、併せ馬の後ろで我慢させて意図的に遅れるような調教を施すような状態です。
この馬は身体の状態というよりも、心の状態が微妙な感じがします。
追い切り評価「B」
モンドデラモーレ
1週前に古馬OP馬を相手に優勢の手応え。最終追い切りでは先着する動きが出来ていました。この中間は格上相手に全く引けを取らない動きを連発しています。
時計的にも南W3ハロン36秒台、最終追い切りは重馬場だった札幌芝を物ともせず終い11秒台を出すなど申し分ありません。仕上がり的にも前走以上のものがありそうです。
状態が良いのはもちろん、古馬OP馬と互角以上の動きが出来ていたことを考えると、素質的にも非凡なものがありそうです。
追い切り評価「S」
レーヴドロペラ
最終追い切りで一杯に追われる併せ馬を尻目に楽々先着。余裕ある手応えで時計以上に良いなと思わせる動きでした。
新馬戦の時は最終追い切りで終い14秒台。全く調教で動けていないという感じでしたが、今回はそんなこともありません。
やや間隔が空いての出走になりますが、仕上がり面に関しては全く問題ありません。勝った勢いそのまま。しっかり好調キープです。
追い切り評価「A」
ローレルオーブ
連闘での出走になるためこの中間は追い切りをしてません。評価のしようがないため、調教評価はナシとなります。
追い切り評価「×」