皆さんこんにちは、アギョウです！
今回はキーンランドカップの追い切り診断となります。
それでは早速ナムラクレアから見ていきましょう。
ナムラクレア
最終追い切りで札幌芝5ハロンの自己ベスト更新。この時は3ハロン34秒台を叩き出すなど、かなり速いラップを刻んでいました。
前走や前々走なんかは一杯に追って併せ馬に遅れるなど、ズブいところを見せていましたが、暑い時期になった影響か、調教での動きは良くなっています。
これなら去年ぐらいは走れそうで、ここも能力自体は問題なく出せる仕上がりかなと見ています。
追い切り評価「A」
サトノレーヴ
1週前に一杯に追われる併せ馬を尻目に、こちらは余裕を持った手応えで、最後は置き去りにする動きを見せていました。最終追い切りは調整程度の内容ですが、1週前の段階でキッチリ仕上がっています。
前走も南Wで終い10秒台。最終追い切りも併せ馬を置き去りにするなど、調教で良い動きを見せていたため、ここに来ての上積みまではないですが、しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
オオバンブルマイ
1週前にCW3ハロン36秒台。この時は馬場の大外回るなど時計以上に価値のある内容でした。最終追い切りも札幌芝3ハロン36秒台を楽々出すなど、海外帰りを感じさせない素軽い動きを見せていました。
アーリントンカップやNHKマイルカップの時と比べても、今回の方が良いなという感じがします。久々ながら状態面はかなり良さそうです。ここへ向けて万全の仕上がりでしょう。
追い切り評価「S」
エイシンスポッター
久々の勝利だった2走前は坂路の自己ベストを更新するなど、かなり調教でも動いていましたが、今回はそれほど調教では動いていません。
2走前というよりは前走に近い状態で、ここも前走ぐらい走ってどこまで通用するかになりそうです。
追い切り評価「B」
エトヴプレ
1週前に函館ウッドで終い11秒台。最終追い切りも併せ馬を置き去りにする動きが出来ていました。元々調教では動くタイプですが、この中間も良い動きです。
今回も前走やフィリーズレビューと同じくらい。しっかり好調キープという感じでしょう。
追い切り評価「A」
オタルエバー
最終追い切りで札幌ダート6ハロン80.4秒という好時計をマーク。力強い動きを見せていました。元々速い全体時計は出す馬ですが、今回も相変わらずといった感じです。
しっかり好調キープ。前走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
シナモンスティック
中1週のためこの中間は調整程度の内容となりました。間隔が詰まっているので仕方ないところもありますが、前走から大きく変わった様子はありません。
近走の走りを見ると、去年のような状態にはないのかなという印象で、ここも前走ぐらいでどこまで通用するかでしょう。
追い切り評価「B」
シュバルツカイザー
中1週のため調整程度の内容となりました。この馬も前走から大きく変わった様子はありません。
間隔こそ違いますが、去年は併せ馬をしてシッカリ先着する動きが出来ていました。それに対して今年は単走のみ。前走なんかも単走のみの調整になっているのは気がかりです。
去年ほど良い状態にはないのかなと見ています。
追い切り評価「B」
ジュビリーヘッド
中10週ですがこの中間は追い切り2本のみ。この2本も調整程度の内容となりました。去年の函館スプリントSやこのレースの時は、北海道での調整でもシッカリ乗り込んでいただけに、これは少し気がかりです。
個人的には去年ほど良い仕上がりにはないのかなと見ています。
追い切り評価「B」
セッション
1週前に併せ馬を置き去りにする動きを見せていました。最終追い切りもブリンカーをつけた効果か、近走より良い動きが出来ています。
前走なんかは一杯に追って併せ馬で遅れるようなところがあっただけに、これは前走以上と言っていいでしょう。
近走の中でも調教ではかなり動いており、3歳春頃の活気が戻っています。この馬の一変があるならこの場面になりそうです。
追い切り評価「S」
ゾンニッヒ
前走は札幌芝3ハロン34秒台を出すなど、かなり調教で動いていました。それが今回は前走と同じような間隔にも関わらず、前走ほど速い時計は出ていません。
流石に前走より状態が良いということはなさそうで、ここは良くて前走同様まで。前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
ダノンマッキンリー
中1週のため調整程度の内容となりました。休み明けを一度使いましたが前走から大きく変わった様子はありません。
勝ったファルコンSの時はCW3ハロン36秒台前半を出すなど、間隔が詰まっての出走でも調教では動いていたため、これは少し気がかりです。
ここもファルコンSの時ほど状態にはなく、前走ぐらい走ってどこまで通用するかになりそうです。
追い切り評価「B」
ビッグシーザー
1週前に函館ウッド5ハロン64.9秒で自己ベスト更新。最終追い切りも65.8秒という速いタイムを出してきました。同じ北海道での競馬だった前走や前々走より、かなり攻めた調教を施しています。
次のスプリンターズSへの叩き台というよりも、初の重賞制覇を狙ってメイチの仕上げでしょう。状態面や勝負気配に関しては文句なしと言ってもいいかもしれません。
追い切り評価「S」
プルパレイ
中1週での出走ですが札幌芝で終い11秒台。間隔が詰まっての出走でも、いつも通りの追い切りをこなしてきました。
前走は中2週で調整程度の内容だったことを考えれば、これは前走以上があってもいいかもしれません。重賞へ向けてキッチリ仕上げています。
追い切り評価「A」
マテンロウオリオン
前走は函館ウッド5ハロン65.3秒、終い11.8秒という非常に速い時計を出すなど、休み明けを感じさない素晴らしい動きを見せていました。
それが今回は1週前に強めに追って函館ウッド5ハロン67.4秒、終い13.1秒と目立たない動きになっています。
前走より上の状態ということはなさそうで、ここは良くて前走同様まで。前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
モリノドリーム
時計こそ地味なものになっていますが、最終追い切りでは古馬3勝クラスを相手に併せ馬で優勢の手応え。1週前追い切りも楽な手応えで併せ馬をこなしていました。
元々あまり時計は出さないタイプですし、今回も決して悪くない状態にありそうです。しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
