皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は小倉記念の追い切り診断となります。
それでは早速ディープモンスターから見ていきましょう。
ディープモンスター
1週前にCW6ハロンの自己ベスト更新。この時はラスト3ハロン35.2秒、終い11.2秒と非常に速いラップを踏んで、併せた古馬3勝クラスの馬は全く付いていけないといった様子でした。
2週前のCWでも終い10秒台。札幌記念に出走するボッケリーニに併せ馬で先着するなど、この中間は素晴らしい動きを連発しています。
最終追い切りの坂路は軽く流す程度でしたが、それでもキビキビした動きが目につくなど、これはかなり良い状態に仕上がっています。
前走は約3ヶ月ぶりのレースで追い切り5本。それに対して今回は中9週で追い切り11本と、調教本数から見ても前走とはまるで違います。
今回は万全の仕上がりと見て間違いないはずで、状態面に関しては文句なしと言ってもいいかもしれません。
追い切り評価「S」
シリウスコルト
中5週で追い切り5本。前走が約2ヶ月ぶりで追い切り6本だったことを考えれば、この中間は入念な乗り込みとなりました。
その甲斐あってか、最終追い切りでは終い11.5秒。この馬としては鋭い末脚を見せるなど、状態の良さが伝わってきます。
前走から大きな変化まではないものの、今回もしっかり好調キープ。状態的には前走より少し上ぐらいまであるかもしれません。
追い切り評価「A」
リフレーミング
最終追い切りの坂路でゴールに向かった加速していくラップを踏んでいました。前走や前々走の最終追い切りで最後に失速するような形だっただけに、今回の動きは良かったかなと見ています。
中4週で追い切り7本こなしているのも良いと思いますし、今回も良い状態に仕上がっているでしょう。この馬も前走から多少の上積みがあってもいいかもしれません。
追い切り評価「A」
グランスラムアスク
最終追い切りの併せ馬で遅れていました。この時の併せた馬が2歳新馬。デビュー前の馬だったことを考えても、動き的に物足りません。
前走は併せ馬で遅れるようなことはなかっただけに、ここは良くて前走同様。前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
コスタボニータ
1週前のCWで終い11.0秒。鋭い末脚を見せていました。この時は併せ馬を置き去りにするなど、相変わらず調教での動きは目立っています。元々調教は動く馬ですが今回も良かったです。
最終追い切りの坂路でもゴールに向かって加速するラップを踏むなど、良い状態に仕上がったかなという印象で、今回もしっかり好調キープ。前走のような出遅れがなければ巻き返してくる可能性は高いです。
追い切り評価「A」
コスモカレンドゥラ
今回の最終追い切りは抑えるのに苦労するほど行きっぷりを見せていました。暑い時期でも元気があるのは良いと思いますが、肝心の動き自体は大きく変わった感じがしません。
この馬は良くも悪くも近走同様。ここも前走や前々走と同じくらいで、どこまでやれるかになりそうです。
追い切り評価「B」
セントカメリア
3勝クラスを勝った時を圧勝した時は、最終追い切りの坂路で終い12.3秒。鋭い末脚を見せていましたが、近走は終い12秒台中盤が精々という感じが多くなっています。
今回もその例外ではなく最終1週前ともに終い12.5秒。終い12秒台中盤となっています。3勝クラスを勝った時ほど良い状態にはなさそうで、ここは前走同様でどこまで通用するかになりそうです。
追い切り評価「B」
テーオーシリウス
去年このレースを好走した時は、中3週と間隔が詰まっての出走でも追い切り4本。CW6ハロンから速い全体時計も出すなど、かなりハードな調教をしていました。
それが今年は中2週で追い切り2本。最終追い切りも終い重点の形になるなど、去年ほど攻めた調教が出来ていません。
状態的にも、去年ほど良い状態にはないのかなという印象です。
追い切り評価「B」
ファユエン
1週前の併せ馬で余裕のある手応え。最終追い切りは馬場の内側を回ったとはいえ時計以上に良いなと思わせるものでした。そこまで目立った時計こそありませんが、決して悪くない動きが出来ています。
この馬はいつも馬なり中心にジックリ乗り込むタイプですが、この中間も中7週で追い切り7本と、暑さにも負けず入念な乗り込みが出来ているのも好感が持てます。
今回も前走ぐらいは問題なく走れそうで、この馬なりの良い状態になっています。
追い切り評価「A」
メモリーレゾン
1週前の坂路でゴールに向かって加速する動きが出来ていました。前走は勝ったものの、坂路で終い失速するところがあっただけに、今回の動きは良かったかなと思います。最終追い切りこそ調整程度の内容ですが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
久々にはなりますが、今回はいきなりから能力を出せそうな状態です。この馬の能力自体は出せるかなと見ています。
追い切り評価「A」
レッドランメルト
1週前に南W3ハロン36.3秒。最終追い切りでも36.4秒と速いラップを連発しました。いずれも余裕を持って併せ馬に追いつく動きが出来ていましたし、これは状態が良さそうです。
去年の七夕賞と遜色ない仕上がりかなという印象で、この馬としてはピークに近い状態でしょう。状態としては非常に高いレベルにありそうです。
追い切り評価「S」
ヴェローナシチー
前走はCW3ハロン34.8秒という非常に速いラップを踏んで、最終追い切りの坂路ではゴールに向かって加速するなど、休み明けながら調教ではかなり動いていました。
その分、叩き2走目となる今回も大きく変わった様子はありません。ここも前走と同じくらいの状態になりそうです。
追い切り評価「B」