皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は函館2歳ステークスの追い切り診断となります。
それでは早速エンドレスサマーから見ていきましょう。
エンドレスサマー
中1週と間隔が詰まっての出走ですが、最終追い切りで併せ馬をしてキッチリ先着。良い動きを見せていました。間隔が詰まっても併せ馬をするなど、攻めた調教が出来ているのも好感が持てるポイントです。
前走も古馬3勝クラスの馬に併せ馬で先着するなど、良い動きでしたが今回も遜色ありません。しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
サトノカルナバル
中2週のせいかこの中間は調整程度の内容となりました。最終追い切りは函館に入ってのものでしたが、遅い時計でも決して悪くない動きが出来ていましたし、状態が悪いという感じはしません。
乗り替わりとなる佐々木騎手が乗ったというのは高評価できるポイントで、今回も能力自体は問題なく出せそうな仕上がりです。
追い切り評価「A」
ヤンキーバローズ
最終追い切りで函館記念に出走するデビットバローズと互角の動きが出来ていました。
前走も2週前にCW3ハロン36秒台。1週前の坂路で2ハロン23秒台。そして最終追い切りは函館ウッドで終い11秒台を出すなど、かなり調教で動いていましたが、今回も遜色ありません。
前走もかなり動いていただけに、ここに来ての上積みまではないですが、今回もしっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
エメラヴィ
最終追い切りでココに出走してくるシュードタキライトと併せ馬をしまました。この時はシュードタキライトが、かなり前を走っていたのですが、それを難なく追い付いて見せるなど互角以上の動きです。
新馬戦の時も一杯に追われる併せ馬たち相手に楽々先着するなど、良い動きを見せていましたが、今回はそれ以上があっても不思議ありません。
回転の速い軽快なフットワークも目に付くなど、現状での完成度がかなり高いなと思う1頭で、ここへ向けて万全と言っていいでしょう。
追い切り評価「S」
オカメノコイ
連闘のためこの中間は追い切りをしてません。これでは評価のしようがないため調教評価はナシとなります。
個人的には勝った前走も併せ馬で遅れるなど、調教では動かないタイプですし、スピード的に芝で通用するか疑問が残ります。
追い切り評価「×」
カルプスペルシュ
前走は毎週のように併せ馬をこなすなど、デビュー戦へ向けてかなりシッカリ仕上げていた印象ですが、今回は中2週のせいか単走のみ。時計としても目立たないものばかりになっています。
前走が仕上げていた分、どうしても今回は少し見劣ります。ここは良くて前走同様まで。前走以上は厳しいように感じます。
追い切り評価「B」
シュードタキライト
中1週のせいかこの中間は調整程度の内容となりました。今回の最終追い切りはコレまでの中で最も遅い全体時計で、同じ中1週でも未勝利戦で3着だった時は、もっと速い時計を出していました。
やはり新馬戦、中1週で未勝利戦。さらに連闘で未勝利戦と使い詰めになっている影響がありそうです。ここは良くて前走同様までです。
追い切り評価「B」
チギリ
中1週ですが前走と遜色ない時計。前走より若干速い時計を出してきました。この馬も新馬戦、中1週で未勝利戦、そして中1週で今回と使い詰めになりますが、前走と大差ない仕上がりでしょう。
この馬はシッカリ好調キープ。前走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
ニシノラヴァンダ
1週前の併せ馬で楽々先着。最終追い切りも全体時計こそ遅いですが、併せ馬を待つ余裕を見せて終い11秒台。鋭い末脚を見せていました。
前走も函館芝で終い11.4秒というタイムを出すなど、調教でよく動いていましたが、ウッドコースで終い11秒台の今回はそれ以上と言ってもいいかもしれません。
最終1週前ともに古馬1勝クラスを相手に楽々先着という感じで、状態はもちろん素質的にもこのメンバーでは上位のものがありそうです。
追い切り評価「S」
ヒデノブルースカイ
1週前に強めに追われる併せ馬を尻目に楽々先着。時計以上に良いなと思わせる動きでした。
デビュー戦だった前走も追い切り11本をこなすなど、かなり入念な乗り込みをしていただけに、ここに来ての上積みまではないですが、今回も前走ぐらいは走れそうです。
追い切り評価「A」
モズナナスター
前走は最終追い切りで終い11秒台。芝での追い切りだったとはいえ鋭い末脚を見せて、併せ馬に先着する動きが出来ていました。
それが今回はウッドコースになったとはいえ終い12.7秒。実際の動きを見ても地味なものになっており、前走ほど鋭い末脚を見せていません。
前走より上の状態ということはなさそうで、良くて前走同様までになりそうです。
追い切り評価「B」
ラインパシオン
最終追い切りの函館芝で強めに追って終い13秒台。デビュー前の新馬たちを相手に劣勢の手応えとなっていました。
血統的には芝で走ってもおかしくないですが、強めに追って終い13秒台だった芝での動きを見るとダート馬なのかなという感じがします。
状態、適性ともに大きな強調材料はありません。
追い切り評価「B」
リリーフィールド
1週前に古馬1勝クラスの馬と併せ馬をして互角の動き。最終追い切りも時計以上に素軽くキビキビした動きが出来ていました。
前走の追い切りを見てもキビキビした動きが目に付く馬で、高いスピードを秘めていそうな感じがします。前走はダートでの勝利でしたが、この馬は芝で走ってもおかしくありません。
追い切り評価「A」
ヴーレヴー
1週前に函館ウッド5ハロンの自己ベスト更新。前走より速い時計を出してきました。最終追い切りの動きなんかを見ても、前走より素軽いものになっていました。
この馬はデビュー前の時点でエゾダイモンなど、古馬2勝クラスの馬を相手に楽々併せ馬で先着するなど、非凡なスピードを見せていましたが、今回はそれ以上があっても不思議ありません。
状態的には万全と言っていいはずで、素質的にもこのメンバーでは上位ではないかと見ています。
追い切り評価「S」