皆さんこんにちは、アギョウです！
今回はNHKマイルカップの追い切り診断となります。
それでは早速ジャンタルマンタルから見ていきましょう。
ジャンタルマンタル
中2週のせいかこの中間は全く速い時計を出さず調整程度の内容になりました。この後で話していきますが、同じ間隔での出走となるアーリントンカップ組がシッカリ追い切りをこなしている中、この調整というのは気がかりです。1週前追い切りも日曜日までズレ込むような形になっているのも気になるところです。
流石に前走より状態良いということはなさそうで、ここは良くて前走同様まで。状態の良さというよりは馬の能力だけでどこまで頑張れるかと考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
アスコリピチェーノ
1週前に南W6ハロン79.4秒の好時計をマーク。自己ベスト更新となりました。この時は古馬OP馬を置き去りにする圧巻の動きとなっていました。最終追い切りも強めに追われる併せ馬を尻目に、余裕を持った手応えで回ってきており、これは状態が良さそうです。
前走は休み明けということもあってか、1週前追い切りで併せ馬に劣勢の手応えだったことを考えると、今回は前走以上と言ってもいいかもしれません。叩き2走目の上積みに期待できそうです。
自己ベスト更新が示すように、今回はデビューしてから一番走れそうな仕上がりです。
追い切り評価「S」
ボンドガール
1週前に南W3ハロン36.0秒。速いラップを刻む動きが出来ていました。前走も南Wの自己ベスト更新するなど、調教で良い動きが出来ていましたが、今回も相変わらずといった様子です。
この馬の課題である折り合い難も、比較的マシかなという印象ですし、今回も能力自体をしっかり出し切れそうな状態です。しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
アルセナール
1週前に南Wの自己ベスト更新。強めに追われる併せ馬を尻目に、余裕を持った手応えで回ってくることが出来ていました。
前走や前々走は終い11秒台後半が精々という感じでしたが、この中間は楽々と終い11秒台前半を連発するなど、明らかに前走以上の動きとなっています。
デビューしてから今回が一番走れそうな仕上がりで、ここへ向けて万全の状態でしょう。
追い切り評価「S」
アレンジャー
1週前にCWの自己ベスト更新。最終追い切りこそ軽めに流す程度でしたが1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
ここで能力的に足りるかは微妙なところですが、この馬なりの良い状態になっています。前走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
イフェイオン
1週前に強めに追いましたが併せ馬で遅れていました。前走や前々走は併せ馬でキッチリ先着する動きが出来ていただけに、これはどうでしょうか。
間隔が詰まるので仕方ないところもありますが、前走以上ということはなさそうです。良くて前走同様までになるでしょう。
追い切り評価「B」
ウォーターリヒト
これまでは間隔が詰まっての出走でも併せ馬をして、シッカリ負荷をかける調教をしていましたが、今回は単走のみの調整となりました。単走のみで仕上がるというのは今回が初めてになります。
使い詰めということもあって流石に状態維持で精一杯という感じです。状態的には前走より少し下もあるかもしれません。
追い切り評価「B」
エンヤラヴフェイス
1週前の坂路で一杯に追いましたが終い13秒台。ラスト1ハロンで失速する形になっていました。好走したデイリー杯2歳ステークスの時は最後まで失速せず走ることが出来ていただけに、これはどうでしょうか。
良かった頃の状態にはなさそうで、ここは前走や前々走と同じくらいまでになりそうです。
追い切り評価「B」
キャプテンシー
1週前のCWで一杯に追いましたが終い12秒台。地味な動きになっていました。この中間はコレまでやっていなかったプール調教も多用しているのも気がかりです。
1週前の動きやプール調教の多用。前走の負け方なんかを見ると、本来の状態にはないのかなという印象です。ここはあまり良い状態にはない中でどれくらい頑張れるかになるでしょう。
追い切り評価「B」
ゴンバデカーブース
1週前に一杯に追いましたが併せ馬で遅れていました。最終追い切りも一杯に追ってなんとか併せ馬に食らいつくような動きになっており、これはどうでしょうか。
サウジアラビアロイヤルカップの時は楽々併せ馬に先着する動きが出来ていただけに、今回の動きは物足りません。
間隔が空いての出走になる影響がありそうです。今回は本来の状態にない可能性が高いです。
追い切り評価「B」
シュトラウス
この馬は折り合いに難しい馬で、これまでは調教の段階から折り合い難を見せていたのですが、この中間は単走で追い切りをしたということもあってか、この馬としてはスムーズに折り合っていました。
他の馬がいた時にどうなるかというのは今回も未知数ですが、追い切りでの動きだけを見ると、だいぶマシになってきた印象です。レースでも折り合いさえつけば一発があっても不思議ありません。
追い切り評価「A」
ダノンマッキンリー
1週前に一杯に追いましたがラスト1ハロンで失速する形になっていました。この馬は元々も調教では動くタイプで、良い時なんかは終い10秒台も出るような馬だけに、これはどうでしょうか。
この中間の動きを見ると、折り合い面の難しさも相変わらずといった様子で、前走より距離が伸びるのも、あまり良いタイプには見えません。
追い切り評価「B」
チャンネルトンネル
前走や前々走は間隔が詰まっての出走でも併せ馬をして、シッカリ負荷をかける調教をしていましたが、今回は単走のみの調整となりました。単走のみで仕上がるというのは今回が初めてになります。
この馬も使い詰めということで現状維持で精一杯かなという印象です。ここは良くて前走同様までになりそうです。
追い切り評価「B」
ディスペランツァ
土曜日に坂路51.7秒の好時計をマーク。中2週と間隔が詰まっての出走でもシッカリ攻めた調教をこなしてきました。最終追い切りこそ軽く流す程度でしたが、土曜日の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
前走も坂路50秒台を出すなど調教の段階からよく動いていたため、ここに来ての上積みまではありませんが、しっかり好調キープです。
追い切り評価「A」
ノーブルロジャー
この馬も土曜日に坂路50.8秒という好時計をマーク。最終追い切りこそ軽く流す程度でしたが、それでも併せ馬にはシッカリ先着出来ていますし、これは状態が良さそうです。
負けた前走も坂路51秒台を出すなどよく動いていたため、そこまで大きな上積みまではなさそうですが、前走や前々走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
マスクオールウィン
最終追い切りで併せ馬に先着。強めに追われる併せ馬たちを尻目に、楽々と抜け出す動きが出来ていました。元々調教ではよく動くタイプですが今回も相変わらずといった様子です。
この馬としては悪くない状態にありそうで、今回もこの馬の能力は出し切れそうな仕上がりです。
追い切り評価「A」
ユキノロイヤル
南Wで強めに追いましたが終い12秒台になっていました。併せ馬に食らいつくので精一杯といった様子で、あまり調教での動きは目立ちません。
前走は終い11秒台。前々走は併せ馬に先着する動きが出来ていただけに、ここは良くて前走同様まで。前走より少し下の可能性もあるかなと見ています。
追い切り評価「B」
ロジリオン
最終1週前ともに楽々併せ馬に先着。抑えきれない手応えで併せ馬を煽るような動きが出来ていました。
追い切りでの動きを見ると、本質的にはスプリンターなのかなという印象ですが、今回も状態自体は良さそうです。
追い切り評価「A」
