皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ジャックドール
・今年はここを目標にメイチの仕上げ
・近年はマイル適性を持った馬が好走傾向
・メリハリある仕上げをする藤岡厩舎
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「今年はここを目標にメイチの仕上げ」
最終、1週前とラスト3ハロン35秒台。終いも11秒台前半でまとめる素晴らしい動きを見せていました。元々調教では良い動きを見せるタイプですが今回も相変わらずといった感じです。勝った3走前の大阪杯と遜色ない動きです。
去年と全く同じ札幌記念からのローテーションですが、去年は札幌記念で追い切り9本。本番となるココは追い切り5本。それに対して今年は札幌記念で6本。ここで9本と調教過程からして全く違います。去年は札幌記念から勝ちに行く仕上げ。そのせいであまり仕上げられずといった感じでしたが、今年は札幌記念を余裕のある作りで挑んだことによって、ここで更にギアを上げて仕上げような形が出来ています。
去年と全く同じローテですが仕上がり具合は雲泥の差です。今年はココを目標に完璧に仕上げることが出来たなという印象で、まさに万全の仕上がりでしょう。
推奨理由②「近年はマイル適性を持った馬が好走傾向」
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
安田記念G1 | 2- 2- 1- 3/ 8 | 25.0% | 50.0% | 62.5% | 37 | 117 |
毎日王冠G2 | 2- 1- 5-35/43 | 4.7% | 7.0% | 18.6% | 61 | 54 |
東京優駿G1 | 2- 0- 1- 2/ 5 | 40.0% | 40.0% | 60.0% | 120 | 94 |
宝塚記念G1 | 1- 3- 2-12/18 | 5.6% | 22.2% | 33.3% | 17 | 75 |
近年の天皇賞秋はマイル適性を持った馬の好走が目立ちます。
まずこのレースの前走レース別データを見ると、かつての王道だった毎日王冠、春の中距離頂上決戦である宝塚記念。3歳のダービーなどを差し置いて最も好相性のローテが前走安田記念組。前走でマイルを使っていた馬たちです。前走安田記念というだけで連対率50%、複勝率62.5%という驚異的な数値を残していました。
残念ながら今年は前走安田記念から直行という馬はいないのですが、安田記念を使った馬。ある程度のマイル適性を持った馬が良いというところがポイントです。
キャリア | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
同年の安田記念1~5着 | 3- 1- 2- 6/ 12 | 25.0% | 33.3% | 50.0% | 55 | 88 |
上記に該当しない | 7- 9- 8-121/145 | 4.8% | 11.0% | 16.6% | 29 | 40 |
前走安田記念組がいいなら当然同年の安田記念で好走した馬も好走傾向にあり、安田記念で5着以内だったというだけで勝率25%。複勝率50%。安田記念好走馬の半分は天皇賞秋でも好走することが出来ていました。
マイル適性を持った馬の好走は、近年になって特に急増しており、先程紹介した同年の安田記念5着以内から天皇賞秋でも好走した馬は、2018年以降に明らかに集中していました。
なぜ2018年を堺にして好走馬が激増しているのかという部分が重要になりますが、これは勝ちタイムを見れば一目瞭然です。
2017年以前は1分58~59秒台。比較的遅めの勝ちタイムでの決着ばかりでしたが、2019年以降は1分56~57秒台と2秒ほど勝ちタイムが速くなっています。近年になって高いレベルのスピードが求めれるようになったのです。
その結果、かつては2000~2400mぐらいが適性距離の馬がよく来ていたのですが、今は1600~2000m。マイルもこなせるスピードのある馬。安田記念で好走するような馬の好走が急増したのでしょう。今年も近年同様の速いタイムが出そうな馬場状態ですし、マイルもこなせる馬が有利になりそうです。
今年はガイアフォース、ジャックドールの2頭が安田記念を好走してココに出走してきました。この2頭が今年は狙い目ではないかと見ています。
推奨理由③「メリハリある仕上げをする藤岡厩舎」
ガイアフォースとジャックドールで、ジャックドールの方を選んだ理由は、やはり追い切りの内容です。
追い切り診断の繰り返しのような内容になってしまうのですが、この馬は去年と全く同じ札幌記念からのローテーションでも、去年は札幌記念で追い切り9本。本番となるココは追い切り5本。それに対して今年は札幌記念で6本。ここで9本と調教過程からして全く違います。
去年は札幌記念から勝ちに行く仕上げ。そのせいで本番となるココはあまり仕上げられずといった感じでしたが、今年は札幌記念を余裕のある作りで挑んだことによって、本番で更にギアを上げて仕上げることが出来ています。
去年と全く同じローテですが仕上がりは雲泥の差でしょう。今年はココを目標に完璧に仕上げることが出来たなという印象です。
前走1.0秒以上負け | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤岡健一厩舎 | 36- 32- 29- 370/ 467 | 7.7% | 14.6% | 20.8% | 142 | 96 |
それ以外 | 4063- 4932- 5559- 94349/108903 | 3.7% | 8.3% | 13.4% | 68 | 71 |
前走が余裕のある作りだったとは言っても負けすぎでは?と思う人がいるかもしれませんが、藤岡厩舎なら問題ありません。
藤岡厩舎の前走着差別データを確認すると、1秒以上負けた馬が他の厩舎と比べて2倍以上の勝率を叩き出しており、回収率を見ても非常に優秀な数値が残っています。藤岡厩舎は前走大敗からの巻き返しが多いのです。
前走1着 | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤岡健一厩舎 | 21- 16- 17- 98/ 152 | 13.8% | 24.3% | 35.5% | 66 | 77 |
それ以外 | 1915- 1695- 1578-13112/18300 | 10.5% | 19.7% | 28.3% | 72 | 75 |
逆に前走勝った馬。前走1着だった馬の成績をみると、こちらは平均以下の回収率となっており、先程の大敗から巻き返しのデータとは全く違う傾向にあることが分かります。
藤岡厩舎は叩き台では緩く作る。勝負のレースではメイチというメリハリのある仕上げをしてくる厩舎なのです。そのため前走大敗からの巻き返しが多いですし、勝った時の状態が長続きしないという感じになるのです。
先程も言ったように去年は札幌記念から勝ちに行く仕上げをしてしまったために良い状態が長続きせず。それに対して今年は札幌記念を捨てて、明らかにここを勝ちにきた仕上げです。
イクイノックスやドウデュースは確かに強いですが、近年に必要になるマイル適性もある程度見せていますし、ここを全力で勝ちにきたジャックドールこそ狙い目の1頭ではないかと見て、この馬を本命にしたいと思います。
まとめ
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