皆さんこんにちは。アギョウです。
◎インダストリア
・前走から一転して活気ある動きに
・距離短縮のマイル気質馬が有利
・リオンディーズ産駒は距離短縮◎
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「前走から一転して活気ある動きに」
1週前に南Wの自己ベストを更新。最終追い切りも抑えきれない手応えという感じでラスト3ハロン36.0秒。終いも最速でまとめる動きが出来ていました。前走は妙に調教段階で大人しい感じがあり、全体時計はもちろん終いもラスト3ハロン36秒台後半が精々といった感じでしたが、今回はこの馬らしい活気が戻ってきています。
個人的に状態自体は良かったと見ている2走前のエプソムカップやダービー卿チャレンジトロフィーなんかと比べても遜色ない水準まで戻っているでしょう。前走は蹄の不安もあったとのことなので、もしかしたらそこら辺が大きく影響したかもしれません。
一転して今回はほぼ万全と言って差し支えない動きが出来ていますし、これなら状態的には巻き返してくる可能性が高いです。仕上がり的には万全と言ってもいいかもしれません。
推奨理由②「距離短縮のマイル気質馬が有利」
前走距離 | 着別度数(京都開催時) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
同距離 | 2- 1- 1- 23/ 27 | 7.4% | 11.1% | 14.8% | 30 | 37 |
今回延長 | 1- 2- 2- 41/ 46 | 2.2% | 6.5% | 10.9% | 312 | 75 |
今回短縮 | 5- 5- 5- 34/ 49 | 10.2% | 20.4% | 30.6% | 77 | 81 |
スワンステークスは今回距離短縮。マイル気質の馬が好走傾向です。
まずこのレースが京都で行われた過去8年における前走距離別のデータをみると勝率から複勝率は今回距離延長、前走同距離。そして今回距離短縮という順番に高い傾向にあり、前走長めの距離を使っていれば使っているほど有利であることが分かります。
このレースは1400メートルという中途半端な距離で行われるため、ここは距離延長になるようなスプリンター気質の馬と、距離短縮のマイラー気質が一同に会するわけですが、狙い目は距離短縮。マイラー気質の馬でしょう。
距離延長になる馬の回収率が高いじゃないか!と思われる人がいるかもしれませんが、これは過去8年の勝ち馬を見ることでこの傾向が間違ってないことが分かります。
過去8年の勝ち馬を並べてみるとマイル以上での重賞馬ばかりになっており、1600m重賞を勝っていなくても近走マイル重賞で掲示板の実績があったり、後にマイル重賞を勝つ馬ばかりになっていました。
距離延長で唯一勝ったのが2020年のカツジでしたが、たまたま前走で1200メートルを使っていただけで少し前まではマイル重賞で頑張っていたような馬です。つまり過去8年の勝ち馬はすべてマイラーと言っても過言ではないでしょう。
ここまでマイラーの活躍が目立つのはやはり距離別のレベル差でしょう。日本のスプリント路線というのは基本的にレベルが低く、先日行われたスプリンターズステークスもマイルでは通用せず、1200メートルに距離を短くしたママコチャがいきなりスプリント王者に輝くなど、今のスプリント路線も例外ではないでしょう。
そんなスプリント路線の馬とマイル路線の馬が一同に会すれば、当然レベルの高いマイル路線で頑張ってきた馬たちが勝ちやすいというわけです。
今年の出走馬で今回距離短縮かつこれまでにマイル重賞を勝ったことがあるのはアヴェラーレ、インダストリア、ロータスランドの3頭しかいません。有望なスプリンターも何頭か出てきていますが、やはり近走マイルで頑張ってきたこの辺の馬が良いのではないかと見ています。
推奨理由③「リオンディーズ産駒は距離短縮◎」
リオンディーズ | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
同距離 | 77- 98- 69- 607/ 851 | 9.0% | 20.6% | 28.7% | 51 | 79 |
今回延長 | 27- 28- 30- 423/ 508 | 5.3% | 10.8% | 16.7% | 34 | 46 |
今回短縮 | 47- 38- 39- 400/ 524 | 9.0% | 16.2% | 23.7% | 104 | 99 |
リオンディーズ産駒は距離短縮での激走が目立ちます。
先程、距離短縮かつマイル重賞馬としてアヴェラーレ、インダストリア、ロータスランド。3頭の名前を上げましたが、その中でインダストリアを本命にした理由としては距離短縮がハマる可能性が高いと見ているからです。
まずインダストリアの父。リオンディーズ産駒の距離別データを確認すると距離延長や同距離の時は、これといって目立たない成績ですが、距離短縮となると単勝回収率104%。複勝回収率99%と優秀な数値が残っていました。
距離短縮 | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
リオンディーズ | 47- 38- 39- 400/ 524 | 9.0% | 16.2% | 23.7% | 104 | 99 |
ドゥラメンテ | 83- 73- 64- 588/ 808 | 10.3% | 19.3% | 27.2% | 68 | 68 |
Point of Entry | 4- 4- 1-16/25 | 16.0% | 32.0% | 36.0% | 90 | 73 |
先程名前が上がった3頭の種牡馬における距離短縮時のデータを確認してもリオンディーズ産駒の激走率の高さは目に付きます。逆にドゥラメンテ産駒なんかは距離短縮でイマイチ奮わない成績となっていました。
インダストリアも追い切りの動きなんかを見ても、常に抑えるのに苦労するほどの行きっぷりの良さを見せていますし、これは距離短縮でパフォーマンスを上げそうなタイプに見えます。
実際に距離短縮はこれまで3回あったのですが、一回目がこの馬が注目されるきっかけとなったジュニアカップ。これは文句なしに強い内容でした。その次がNHKマイルカップ。そして前走と直近2回の距離短縮はイマイチな感じでしたが、まず前走は追い切り診断でも行ったように蹄の不安もあって状態的にかなり微妙の中での出走でした。これは度外視でいいかなと思います。問題はNHKマイルカップですが、これはおそらく左回りが大きく影響したかなと思います。
もう一度追い切りの動きを見てもらいたいのですが、今回の最終追い切りは左回りでした。最終コーナーでは外に逃げるような走りになっており、かなりコーナーリングがぎこちないです。この動きを見ると左回りが苦手である可能性は高いでしょう。
巷では中山巧者と言われているようですが、そもそもこの馬は東京と中山しか走ったことがなく、左回りの東京が苦手。右回りの中山なら大丈夫というそれだけの話しです。今回は初の京都になりますが右回りなら何の問題もないと見ています。
距離短縮や前走との状態の違いなんかを見れば、今回が絶好の狙い目かなという感じがしますし、人気が落ちるであろうココを積極的に狙っていきたいと思います。
まとめ
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