【NHKマイルカップ2023】自信の本命！過去データ、追い切りなどを総合した最終結論！

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎ウンブライル
・これまでで一番動けそうな状態
・ハイペース適性が問われる一戦
・阪神JF＞朝日杯FSで牝馬の活躍年

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

推奨理由①「これまでで一番動けそうな状態」

この馬が駄目だった阪神ジュベナイルフィリーズ、クイーンカップの時は最終、1週前が速い時計だったのはもちろん、日曜にも坂路54秒台前半を出すなど、かなりハードな調教をこなしていました。

逆に高いパフォーマンスだった新馬戦やもみじステークス、ニュージーランドトロフィーの時なんかは日曜に坂路で時計は出しても、そこまで速い時計を出していませんでした。

きちんと仕上がっているからこそ日曜の坂路では、そこまで速い時計を出す必要がなかったのでしょう。

今回は日曜に坂路54秒台後半。最終追い切りや1週前追い切りもそこまで速い時計を出していません。間隔が詰まっているからというのもありそうですが、仕上がりにそこまで不安がないから調教で速い時計を出す必要がないというのが大きいはずです。

今回もこの馬としては高いパフォーマンスを出せる状態。個人的にはこれまでで一番動ける状態に仕上がっているのではないかと見ています。

推奨理由②「ハイペース適性が問われる一戦」

NHKマイルカップは、ハイペース適性が問われやすい一戦です。

まず、過去8年の前後半3ハロンのタイムを見ると、後半3ハロンより前半3ハロンの方が速い、ハイペースになっている年が多く、過去8回中6回がハイペース。2回がスローペースという感じでした。直線の長い東京競馬場では、あまりない特殊な傾向です。

NHKマイルカップというのは、マイルは少し長いかなというスプリンターでも番組の関係上、無理やり出走してくることが多いのです。去年でいえばトウシンマカオ、その前であればピクシーナイトなど、後のスプリンターたちが我慢できずに先行して、ハイペースを作り出してしまうのです。その結果、ハイペース適性が問われやすいというわけです。

これまでにハイペースのレースで、最後までしっかり末脚を伸ばしている馬がいれば、その馬は狙い目になるでしょう。ウンブライルは速いペースで流れた前走のニュージーランドトロフィーで、上がり最速の脚を見せていました。

またハイペース適性が問われやすいというのは種牡馬のデータにも現れています。過去8年の勝ち馬の種牡馬を見ると、ディープインパクトはいいとしてダイワメジャーにクロフネ、リアルインパクトなど、他のG1ではあまり上位に来ることがない種牡馬の名前が並んでいます。

これらの共通点としては現役自体は1400メートル以下の短距離、もしくはダートでの実績があったということです。分かりやすいのはリアルインパクトですが、リアルインパクトは1400メートルの阪神カップを連覇した馬で、Kingmanも1400メートルのG1を勝った馬。クロフネはダートで無類の強さを誇った馬ですし、ダイワメジャーも実はダートで勝ったことのある馬でした。

ハイペースになりやすいのは伴って、短距離やダートで必要な持続力が、このレースでは活きてくるというわけでしょう。

ここも日本の王道路線で活躍した馬の子供たちより、1400メートル以下だったりダートだったりで活躍した馬の子供たちに要注目です。