皆さんこんにちは。アギョウです。
◎テルツェット
・去年と同じ好走パターンの調教
・1600~1800で休み明け◎
・札幌芝は主流的で荒れにくい
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「去年と同じ好走パターンの調教」
今回は1週前に併せ馬をやって、最終追い切りは単走で軽めにという形になりました。これは昨年と全く同じ調教内容です。
この馬はヴィクトリアマイルを2年連続で人気を裏切る形になっていますが、今年のヴィクトリアマイルでは中間に併せ馬を一度もせず、去年は最終、1週前と併せ馬をしていました。結果的に今年は軽すぎて、去年はやり過ぎたのかなという印象です。
1週前に併せ馬をやって、最終追い切りは流す程度。これが、この馬に最適な調教なのではないかと思います。
去年のこのレースぐらいの走りは問題なく出来る、好状態に仕上がっていると思います。
推奨理由②「札幌芝は主流的で荒れにくい」
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3- 2- 2- 1/ 8 | 37.5% | 62.5% | 87.5% |
2番人気 | 2- 0- 1- 5/ 8 | 25.0% | 25.0% | 37.5% |
3番人気 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4番人気 | 0- 2- 2- 4/ 8 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
5番人気 | 0- 1- 0- 7/ 8 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
このレースはもちろん、札幌芝は主流的な適性が問われやすく、荒れにくい傾向にあります。
過去10年、札幌で行われたこのレースでは1番人気の複勝率が87.5%。3番人気こそ馬券絡みしていませんが、2番人気や4番人気も高水準になっており、堅めの決着に収まることが多くなっています。
上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3F 1位 | 1- 4- 2- 2/ 9 | 11.1% | 55.6% | 77.8% |
3F 2位 | 1- 2- 1- 4/ 8 | 12.5% | 37.5% | 50.0% |
3F 3位 | 2- 1- 1- 5/ 9 | 22.2% | 33.3% | 44.4% |
3F ~5位 | 1- 1- 4- 10/ 16 | 6.3% | 12.5% | 37.5% |
3F 6位~ | 3- 0- 0- 58/ 61 | 4.9% | 4.9% | 4.9% |
上がり1位も複勝率77.8%を記録しており、最後に速い末脚を使うという、日本の主流的な競馬ができれば、ここでは上位争いできます。同じ北海道でも函館とは違い、そこまで先行力などは必要ありません。
その結果、堅めの決着が多くなるのでしょう。札幌記念が豪華なメンバーになりやすいのも、札幌が能力や実績が信頼できる競馬場だからこそです。
推奨理由③「1600~1800で休み明け◎」
この馬は、過去の戦績を見ると、非常に分かりやすい傾向があります。休み明けに強くて、1600~1800がベストなのは間違いないでしょう。
まず、2000メートル以上の距離では1勝クラスですら負けているような有様です。エリザベス女王杯では良いところなしの競馬でしたが、これは単純に距離が長かったのでしょう。
さらに間隔が詰まったタイミング。間隔が2ヶ月以内での出走の時にパフォーマンスを下げる傾向で、1800メートル以下のレースで唯一、何の見せ場もなかった2021年のヴィクトリアマイルが、この2ヶ月以内の出走でした。
2ヶ月以上の間隔を明けて、1800メートル以下の距離に出てきた時は、着順が悪くても末脚自体はしっかり使っています。
間隔を明けて、1800メートル以下の距離を使ってきた今回は、速い末脚を使う可能性が非常に高いと思います。
まとめ
好メンバーが揃った一戦ですが、ここはこの馬の末脚一閃に賭けたいと思います。
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