皆さんこんにちは。アギョウです。
◎マンオブスピリット
・かなり入念に調整。完全メイチ
・ディープボンド以外とは差がない
・斉藤崇史厩舎の阪神内回り成績
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
①かなり入念に調整。完全メイチ
この中間、CWの長めからの併せ馬を8本も行うなど、かなり入念に。ハードに追われている点が、非常に好印象です。
元々、調教量は多いタイプの馬でしたが、CW長めの併せ馬を8本というのは、長期休養明けだった3走前のカシオペアステークスと同じです。今回はそこまで間隔が空いていないのに、これだけ乗り込んできたというのは、ここを目標にメイチに作ってきた可能性が高いです。
次の天皇賞春が～とか言える立場の馬ではないですし、久しぶりの好走を目指して、陣営がしっかりと作り込んできています。状態面に関しては言うことなしです。
②ディープボンド以外とは差がない
この馬は前走の万葉ステークス4着。その前のステイヤーズステークスは6着。有馬記念2着のディープボンドと比べると確かな差がありますが、それ以外のメンバーとは大差ありません。
2走前のステイヤーズステークスはスローペースの前残り展開。勝ったディバインフォースは強かったなという印象ですが、なだれ込んだだけのアイアンバローズ、シルヴァーソニックとは、そんなに差があるようには見えません。トーセンカンビーナ辺りとも差のない競馬は出来ています。
前走の万葉ステークスも勝ったマカオンドールは内側をピッタリ回った上に、斤量も52キロ。マンオブスピリットは最後の直線で前が開かず、モタつくようなシーンもありました。マカオンドール、このレースにも出ていたシルヴァーソニックとは差はありません。
それにも関わらず、ここまで名前を上げた中で、この馬だけが人気になっていません。正直ディープボンド以外はドングリの背比べという感じで、展開や進路取り次第で何度も結果が変わるでしょう。
③斉藤崇史厩舎の阪神内回り成績
| 場所 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 阪神芝内 | 25- 17- 13- 79/134 | 18.7% | 31.3% | 41.0% |
| 阪神芝外 | 11- 12- 6- 72/101 | 10.9% | 22.8% | 28.7% |
集計範囲：過去5年の斉藤崇史厩舎
斉藤崇史厩舎は、阪神の内回りでも好成績を残しています。
先日のファルコンステークスの時に、斉藤崇史厩舎は芝の道悪に強いと話しましたが、阪神の内回りにも強いです。阪神の内回りは直線が短い上に、最後の直線は急坂。タフな勝負になりやすいコース形態です。斉藤崇史厩舎は、道悪や阪神の内回りなど、とにかく消耗戦に強いのです。
阪神芝3000は内回りで行われる一戦。ディープボンドは途中で動いていく競馬をするでしょうし、間違いなく消耗戦になります。道悪が残ったにしても、斉藤崇史厩舎が道悪も得意なのは話した通り。斉藤先生のハード調教がずばりハマるのではないかと思います。
まとめ
かつて京都新聞杯でディープボンドとタイム差なしの2着になったこともある馬です。あの時のワンツーフィッシュの再現となっても何らおかしくないはずです。
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