今回はニュージーランドトロフィーの過去データ分析となります。
どうも、競馬生活者アギョウです。
出走メンバーをざっと見たところ、今回のニュージーランドトロフィーは一強。
これまでの実績などを考えると、ケイアイノーテックが抜けているように思えます。
対抗筆頭となりそうなカシアスも、やや間隔が空いてしまいました。
ファストアプローチも同様ですし、カツジも前走のレースを見る限りでは…。
一方のケイアイノーテックは、ローテーションも文句なし。
現状、この馬の馬券圏内は堅く、軸としては最適なのではないかと考えています。
というわけで、今回のニュージーランドトロフィーの過去データ分析では、
過去データ的に、ケイアイノーテックは死角がないのか。
過去データから浮き上がってくる、意外な穴馬はいないのか。
そこら辺を、中心に見ていこうかなと思います。
それでは、ニュージーランドトロフィーの過去データ分析に入っていきましょうか。
ニュージーランドトロフィー 過去データ分析
今回は過去10年間のデータを参照して、傾向を探っていきます。
人気・枠順・脚質・年齢・斥量。最後には気になるデータを紹介していこうと思います。
それでは、各データの考察に入っていきましょう。
人気別データ
こちらが、ニュージーランドトロフィーの過去10年「人気別データ」となります。
このデータで目につくのは、11番人気以下の好走ではないでしょうか。
過去10年2勝というのは少なく見えるかもしれませんが、これは6~10馬人気と同等。
回収値に注目してみると、その好走率の高さが伺えると思います。
また、人気どころでは1,2番人気が中心となっているようです。
1,2番人気で過去10年6勝。人気どころの勝ち星は1,2番人気が稼いでくれています。
こちらもまた、回収値を見てみると、その好走具合がわかるはずです。
ニュージーランドトロフィーは、波乱の余地を秘めていると同時に、
上位人気の信頼度は高いレースと言えるのではないでしょうか。
さて、それでは人気別データを、さらに細かく分析していくために、
今度は「単勝オッズ別データ」の方を確認していきましょうか。
単勝オッズ別データからでは、まず3.0~4.9倍でしょうか。
ここまでの複勝率は驚異的と言っていい数字で、回収値も優秀です。
3.0~4.9倍の辺りの馬は、軸として最適だといえるのではないでしょうか。
中荒れを狙うなら、15.0~19.9倍に重きを置くのもいいかもしれません。
その回収値の高さが示すように、この人気も高い確率で好走していきます。
1着2回、2着2回というのは、人気どころよりも多い数になっています。
俺は、大穴を狙うぜ!という方なら50.0~99.9倍です。
この人気で過去10年2勝というのは、なかなかありません。
単勝回収値も400オーバーなど、破格といっていいデータになっています。
枠順別データ
こちらは、ニュージーランドトロフィーの過去10年「枠順別データ」となります。
これは、内枠有利といっていいのではないでしょうか。
ニュージーランドトロフィーは、中山競馬場で行われる一戦。
中山競馬場といえば、内枠有利が代名詞として有名です。
このレースも、その例外ではないということでしょう。
しかし、注意が必要なのは最内枠(1枠)の扱いです。
ニュージーランドトロフィーは、3歳限定戦でもあるのです。
3歳というのは、まだまだキャリアも浅く、気性的に幼さを残している馬が多いです。
ですので、最内枠で馬群に揉まれてしまうのは良くないのです。
脚質別データ
次に、ニュージーランドトロフィーの過去10年「脚質別データ」となります。
うーん、こちらは判断に難しいところですね…。
先行馬が有利ということは間違いなさそうですが、一概に前が有利というわけではなさそう。
先行馬の好走率の高さは、上の画像を見てもらえば一目瞭然ですが、逃げ馬が芳しくない。
過去10年で1度しか馬券になっていませんし、複勝率は8%しかありません。
先行馬が有利になるときというのは、もれなく逃げ馬も有利なものなのですが…。
このの謎を解き明かすために、今度は「上り3ハロン別データ」を見てみましょう。
上の画像を見た限り、好走が際立つのはそこそこの上りを使った馬ではないでしょうか。
~5位が過去10年4勝というのは、なかなか見られるデータではありません。
回収値でも、断トツの値を残しているというのも、一つのポイントです。
これは、ある程度の先行力とそこそこの上りが要求されるレースだということを示しているのではないでしょうか。
ですから、まったく上りが使えない逃げ馬は微妙な成績で、先行馬が良績を残していたわけですね。
性別別データ
続いて、ニュージーランドトロフィーの過去10年「性別別データ」となります。
過去10年では、牝馬のサンプル数が少なかったものの、
このデータを見る限りでは、牡馬と牝馬に差はないと思います。
牝馬は勝ちこそありませんでしたが、複勝率は同等ぐらい。
複勝回収値に至っては、牝馬の方が優秀ですからね。
牝馬だからといって、割り引く必要はないのかなと思います。
所属別データ
そして、ニュージーランドトロフィーの過去10年「所属別データ」となります。
これは、圧倒的に栗東所属(関西)馬が有利なのではないでしょうか。
過去10年の勝ち数を始めとして、すべての数字において栗東が優勢を示しています。
ニュージーランドトロフィーは、関東で行われるレースですが、
輸送を苦にすることなく、西高東低の影響がここにも出ているのだと思います。
気になるデータ
最後に、過去10年で「気になったデータ」を紹介させてもらいます。
ニュージーランドトロフィーで、気になったのは「レース間隔」についてのデータです。
このレースで気になったのは、間隔を詰めて使ってきた馬の好走が目立つということです。
上の画像を見てもらえばわかりますが、中2,3週の馬の回収値には、目を引くものがあります。
中3週というローテーションで使ってきた馬が、過去10年6勝というのも特筆すべきことが思います。
ニュージーランドトロフィーでは、中2,3週の馬に要注目だと思います。
ニュージーランドトロフィー 過去データまとめ
ここまでのデータをまとめますと、
・11番人気以下の好走。大穴なら50.0~99.9倍を辺りを狙うといい
・基本的に内枠有利。ただし1枠には要注意が必要
・ある程度の先行力とそこそこの上りを使える馬
・牡馬と牝馬に差はなく、所属は栗東がいい
・間隔を詰めて使ってきた馬、中2,3週の馬が好走している
以上の、5点があげられるかと思います。
まだ、枠順が出ていないことを考えると、
現状で見るべきポイントは、5点に絞られてきます。
となると、現状で過去データ的に有利となるのは、
50.0~99.9倍のジリ脚タイプの関西馬。中2,3週だとなおよし。
と、いうことになると思います。
では、この条件に多く当てはまる、過去データ的強馬とはどの馬なのか。
今回はその馬を、過去データからの「推奨馬」として紹介させてもらいます。
また、過去データからは危険だと思われる「危険な有力馬」も発表させてもらいます。
それら二頭は、人気ブログランキングにて公開中ですので、ぜひご覧くださいませ。
推奨馬→人気ブログランキング
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