今回は桜花賞の過去データ分析となります。
どうも、競馬生活者アギョウです。
3歳女王の決定戦、第一戦となる桜花賞。
3歳女王といえば、オークス馬。
オークスを勝ったものが、3歳女王。
昨年も、桜花賞を勝ったのはレーヌミノルでしたが、
昨年の3歳女王といえば、オークス馬のソウルスターリングですからね。
こんな風潮があるように、何かと軽視されがちな桜花賞。
しかし馬券購入者としては、桜花賞とて軽視することはできません。
春のビッグレース、ここもなんとしても的中させたいところですよね。
というわけで、今回の桜花賞の過去データ分析では、
今回の出走メンバーの中で、過去データ的に有利なのはどの馬なのか。
過去データから浮き上がってくる、意外な穴馬はいないのか。
そこら辺を、中心に見ていこうかなと思います。
それでは、桜花賞の過去データ分析に入っていきましょうか。
桜花賞 過去データ分析
今回は過去10年間のデータを参照して、傾向を探っていきます。
人気・枠順・脚質・所属。最後には気になるデータを紹介していこうと思います。
それでは、各データの考察に入っていきましょう。
人気別データ
こちらが、桜花賞の過去10年「人気別データ」となります。
人気上位三頭は、ほぼ横一線の成績となっています。
これを逆に考えれば、1番人気の信頼度が低いということではないでしょうか。
勝ち数こそ1番人気が最多ですが、複勝率は2番人気に負けています。
さらに、単複回収値が低いということからも、1番人気の信頼度というのが図れます。
これは桜花賞の後には、オークスが控えているということが影響しているのでしょう。
ここをメイチ。オークスもメイチというのは、期間的になかなか難しいですからね。
オークスを見据えている1番人気の馬は、ここでは凡走する可能性が高いのではないでしょうか。
1番人気の信頼度が低いというのは、おそらくこういった背景があるのだと思います。
さて、それでは人気別データを、さらに細かく分析していくために、
今度は「単勝オッズ別データ」の方を確認していきましょうか。
単勝オッズ別データからは、4.0~4.9倍でしょう。
延べ4頭の出走がありましたが、そのうち3頭は馬券圏内。
複勝率75%というのは素晴らしい。回収値も堂々の100超えです。
また、1.0~1.4倍に要注目でしょう。
先程はオークス云々といっていましたが、これだけの支持を受ける馬であれば関係ないようです。
メイチなど関係なく、実力だけで他馬をなぎ倒してしまうのでしょう。
ただ、1.5~1.9倍程度では、実力だけでどうにかなるということはないようなので、ここは注意が必要なのかなと思います。
枠順別データ
こちらは、桜花賞の過去10年「枠順別データ」となります。
これは、内枠不利ということで間違いないのではないでしょうか。
まだまだキャリアの浅い3歳馬。それも牝馬となれば揉まれるのがいいという馬は少ないはず。
初のフルゲート18頭立てという馬も多いはずで、内枠で窮屈な競馬を強いられるのは良くないのでしょう。
少々のネタバレにはなりますが、阪神1600メートルというのは差し決着の多い舞台ですし、
スムーズな競馬で末脚にかけることができる、外枠の好走が目立ってくるのだと思います。
脚質別データ
次に、桜花賞の過去10年「脚質別データ」となります。
枠順別データでフライングしてしまいましたが、差し追い込み有利でいいと思います。
これには阪神1600メートルという舞台が大きく関係しています。
スタートからコーナーまでの距離が長めで、ゆったりとしたペースになりやすい。
最後の直線も約474メートルと長く、さらにゴール前には急坂が待ち構えています。
究極の末脚比べ、スローからの瞬発力勝負になることが多いコースなのです。
では、この裏付けを取るために「上り3ハロン別データ」を見ていきましょう。
やはり、速い上りを使った馬が好走していますね。
過去10年の勝ち馬は、すべて上り5位以内の馬でした。
単勝回収値も100超えですし、文句なしのデータなのではないでしょうか。
桜花賞はとにかく速い上りを使える馬。
脚質別データからは、こんな馬が有利になると判断しました。
所属別データ
続いて、桜花賞の過去10年「所属別データ」となります。
桜花賞は、阪神競馬場で行われる一戦。
輸送のことを考えると、栗東所属(関西)馬が有利となるのでしょう。
勝率、連帯率など、すべての数値が関西馬の好走を示しています。
桜花賞は、関西馬を中心視するべきなのではないでしょうか。
気になるデータ
最後に、過去10年で「気になったデータ」を紹介させてもらいます。
桜花賞で、気になったのは「馬体重」についてのデータです。
上の画像を見てもらえばわかるのですが、馬体重が減った馬の好走が目立ちます。
-19~-4キロが単勝回収値100オーバー。単純な増減だけを見ても、減った場合に単勝回収値が100を超えてきます。
これは、人気別データで話したオークスとの兼ね合いに繋がってくるのだと思います。
輸送失敗などを除けば、馬体重が減っているというのは、メイチ度が高い証拠。
ここに向けて、しっかりと仕上げてきたという、一つの指標になるのではないでしょうか。
前走と比べて、馬体重を減らしてきた馬には要注目です。
桜花賞 過去データまとめ
ここまでのデータをまとめますと、
・1番人気の信頼度が低い。オッズ的には4.0~4.9倍
・内枠不利。1~3枠は割引が必要か
・とにかく速い上りを使える、差し追い込み馬
・輸送のことなどを考えると、栗東所属(関西)馬が有利
・馬体重が減っている馬には要注目。メイチ度が高い証拠
以上の、5点があげられるかと思います。
まだ枠順、馬体重が出ていないことを考えると、
現状で見るべきポイントは、3点に絞られてきます。
となると、現状で過去データ的に有利となるのは、
4.0~4.9倍で速い上りを使える差し追い込み馬。所属は栗東。
と、いうことになると思います。
では、この条件に多く当てはまる、過去データ的強馬とはどの馬なのか。
今回はその馬を、過去データからの「推奨馬」として紹介させてもらいます。
また、過去データからは危険だと思われる「危険な有力馬」も発表させてもらいます。
それら二頭は、人気ブログランキングにて公開中ですので、ぜひご覧くださいませ。
推奨馬→人気ブログランキング
危険馬→人気ブログランキング
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