【宝塚記念2020】過去データ分析

競馬予想

はい、皆さんこんにちは。アギョウです。

今回は、宝塚記念の過去データ分析となります。

フィリーズレビューのナイントゥファイブや、京都牝馬ステークスのメイショウグロッケ、愛知杯のデンコウアンジュなどに続いて、今週も皆さんに渾身を予想をお届けするべく、1週間、じっくりと予想していこうと思います。

それじゃあ、さっそく本題に入っていきます。

過去データ分析

今回は過去10年間のデータから、人気・枠順・脚質・上がりの基本データに加えて、前走人気・前走上がり・間隔のデータを見ていくことで、好走率の高い馬を導き出します。

人気

人気 着別度数
1番人気 2- 4- 1- 3/ 10
2番人気 1- 1- 1- 7/ 10
3番人気 2- 0- 2- 6/ 10
4番人気 0- 0- 1- 9/ 10
5番人気 0- 2- 0- 8/ 10

宝塚記念は少波乱の余地があるレースだと思います。

1番人気の複勝率70%というのは高い水準ですが、2番人気~5番人気についてはボロボロといっていいほどで、1~5番人気で5勝というのも、G1にしては低い水準となっています。

ここで、なぜ、宝塚記念が荒れる傾向にあるのかというのが重要になってくるわけですが、まず、この宝塚記念の特徴といえば、低調なメンバーになりやすいということです。近年は、スピード史上主義化がどんどん進んでいるということもあり、長い距離、急坂コースなどのスタミナの問われる条件。具体的には天皇賞春、宝塚記念、有馬記念などは各陣営から嫌われる傾向にある、昔と比べて、メンバーレベルの低下が顕著となっています。

今年は海外遠征が不可能なご時世もあり、それなりにメンバーが揃った印象ですが、それでも先日、行われた安田記念と比べてしまうと一枚落ちるような感じがします。メンバーレベルの低下に伴って、世代トップを張るような馬がおらず、低レベル混戦みたいな感じになるわけです。メンバーレベルの低下が、宝塚記念が荒れるようになってきた第一の要因だと思います。

その他にも宝塚記念が荒れる要因というのは考えられるのですが、それは随時、話していこうと思います。とりあえず、ここでは荒れる余地があるよということでお願いします。

枠順

枠番 着別度数
1枠 1- 1- 4-10/16
2枠 1- 1- 2-12/16
3枠 0- 1- 1-14/16
4枠 0- 4- 0-12/16
5枠 0- 2- 0-16/18
6枠 1- 0- 0-19/20
7枠 0- 1- 1-18/20
8枠 7- 0- 2-13/22

宝塚記念は外枠有利が顕著です。1~3枠で過去10年2勝、6~8枠で過去10年8勝、8枠が驚異の過去10年7勝をマークするなど、数字に明らかな違いが出ています。

近年は、馬場の高速化が進み、顕著な内枠有利というのは数多あるのですが、それとは逆に、ここまで顕著な外枠有利というのは、芝のレースにおいては非常に珍しい傾向です。この外枠有利というのも、宝塚記念の波乱の決着に一役、勝っているのは間違いないと思います。

ここまで外枠有利が顕著な理由ですが、例年、この時期は梅雨の真っ只中ということで、連日の雨により、内側の馬場がめちゃくちゃになっているからです。あまり荒れていない外側の馬場を走りやすい外枠が有利になってくるわけです。

宝塚記念は、最近の芝のレースにしては珍しく、外枠が狙えるレースとなっています。

脚質

脚質 着別度数
逃げ 0- 1- 2- 7/ 10
先行 6- 4- 3- 26/ 39
中団 3- 1- 3- 42/ 49
後方 1- 4- 2- 39/ 46

宝塚記念は内回りで行われる一戦らしく、4コーナーでは、ある程度の位置まで押し上げている必要があります。

逃げ先行で過去10年6勝、中団後方で過去10年4勝と、梅雨真っ只中のレースで、内側の馬場が悪いという話しはしましたが、馬場状態が悪くなると、外枠有利と合わせて、差し有利になるのが普通なのですが、宝塚記念が行われる阪神芝2200メートルは、最後の直線が短い内回りで行われるということもあって、直線一気の差しは、なかなか決まりません。ここでは馬場が悪い中でも、果敢に前にポジションを取りに行くか、差し馬なら早めにスパート開始する必要があると思います。

馬場状態と合わせて考えると、ここはタフな馬場を物ともしないスタミナ型の先行馬が狙い目となるのではないかと思います。

上がり

上り 着別度数
3F 1位 6- 5- 0- 0/ 11
3F 2位 2- 0- 3- 8/ 13
3F 3位 1- 2- 1- 4/ 8
3F ~5位 1- 2- 4- 16/ 23
3F 6位~ 0- 1- 2- 86/ 89

ただ、こちらの上がりのデータを見てみると、上がり最速馬が過去10年6勝、連対率100%という驚異の数字をマークしています。これだけ見ると、いやいや差し馬では?と思う人がいるかもしれませんが、この上がり最速馬について詳しく見ていると、上がり最速をマークした馬の、実際の上がり時計を見てみると、11頭の平均が35.2秒という感じです。上がり最速とは言っても、33秒台みたいな瞬発力を生かした上がりではなく、35秒台のスタミナを生かしたバテない末脚が重要になってきます。

昨年のリスグラシューなんかが非常に分かりやすいのですが、仮に先行していても、最後までバテずに、しっかり走り切ることができれば、それだけで、もれなく上がり最速になってしまいますから、スタミナ豊富でさえあれば、それでいいのです。じゃあ、スタミナ豊富な馬ってどんな馬よというのは、この後の消去法データを通じて見ていきたいと思います。

消去法データ

ここからは消去法データ。今回の宝塚記念で過去データ的に厳しい馬を見ていこうと思います。

前走人気

前走人気 着別度数
前走1人気 3- 2- 3- 16/ 24
前走2人気 2- 2- 1- 14/ 19
前走3人気 3- 1- 1- 13/ 18
前走4人気 0- 0- 0- 13/ 13
前走5人気 0- 1- 0- 4/ 5
前走6~9人 1- 1- 1- 13/ 16
前走10人~ 0- 0- 2- 27/ 29

前走4番人気以下から巻き返してきたのは1頭のみです。

逆に、前走1~3番人気で過去10年9勝と、前走で上位人気に支持された馬が、今回も順当に結果を残しているというのが目立ちます。いかに宝塚記念が荒れるレースとはいえ、仮にも頂点を決めるG1です。前走で4番人気以下になってしまうようでは、ここでも素質不足になるのではないかと思います。

唯一、前走4番人気以下から巻き返してきたのは、2018年のミッキーロケットなのですが、この2018年はメンバーレベルが低調になりやすく宝塚記念の中でも、かなりの低レベルだった年だと見ていて、馬体重マイナス20キロ以上と、明らかに本来の仕上がりにはなかった香港のワーザーが2着、G2やG3でも善戦が手一杯のノーブルマーズが3着など、メンバーレベルが低すぎて、前走でも4番人気以下に甘じていたミッキーロケットでも巻き返し可能だったのではないかと見ています。

今年は海外遠征ができない、このご時世でメンバーレベルも、まずまずかなという感じですし、前走4番人気以下からの巻き返しは難しいはずです。

今年は、前走4番人気以下だった馬では、素質、能力的に足りないのではないかと思います。

前走上がり

前走上がり 着別度数
3F 1位 0- 1- 1- 18/ 20
3F 2位 1- 1- 2- 15/ 19
3F 3位 2- 0- 0- 9/ 11
3F ~5位 6- 2- 0- 18/ 26
3F 6位~ 0- 3- 5- 40/ 48

前走上がり6位以下の馬は、過去10年で勝ったことがありません。

上がりデータのところで、瞬発力というよりはバテない末脚。35秒台の末脚でも十分みたいな話しはしましたが、それでも、前走である程度の上がりは出している必要があります。

前走で上がり6位以下になってしまうような馬では、スタミナがあるとは言っても、スタミナ一辺倒の馬です。ここは芝の重賞、それもG1ですから、流石に、ある程度のキレは必要です。

前走で、まったく上がりの使えていないような馬は、この舞台でも割引が必要だと思います。

間隔

間隔 着別度数
2週 0- 0- 0- 4/ 4
3週 1- 3- 1- 20/ 25
4週 2- 0- 2- 20/ 24
5~ 9週 6- 5- 5- 41/ 57
10~25週 1- 2- 2- 25/ 30
半年以上 0- 0- 0- 4/ 4

前走から大きく間隔が空いてしまった馬は割引が必要だと思います。

近年は、外厩の充実化により、休み明けは割引材料にはならない傾向が強くなってきましたが、この宝塚記念では以前として間隔が空いた馬は苦戦している傾向にあります。

最も間隔が空いての勝利だったサトノクラウンが、大阪杯からの参戦だったということで、ざっくり前走が3月以前だった馬が、過去10年で勝っていないことが分かります。ここから、前走が3月以前だった馬を消させてください。

間隔が空いてしまった馬が駄目な理由としては、この宝塚記念が梅雨真っ只中の時期かつ、内回りで厳しいペースになりやすいということで、本当に厳しいタフな勝負になりやすいからです。いかに外厩調整をしようとも、休み明けでいきなり、ここまでのタフさを要求されてしまうと、馬が耐えきれないわけです。

ここまで短い間隔でコンスタントに、厳しいローテーションでも、肉体、精神ともに磨かれてきた馬に、ここでは要注目だと思います。

まとめ

ここまで、宝塚記念の過去データ分析をしてきたわけですが、いかがでしたでしょうか。

ここまでのデータを総合して、今回、最も好走率が高いと思うのは―

ラッキーライラック

今回の消去法データで残ったのはラッキーライラックのみ。今回のデータ推奨馬はラッキーライラックとさせてもらいます。

この馬は、昨年秋以降からの充実ぶりが素晴らしく、まさに一戦ごとに力をつけてきているなと感じる馬です。3歳や4歳春の頃は、イマイチ決め手に欠けるところがあり、善戦止まりの競馬を続けていましたが、4歳秋に馬体重を520キロ付近まで増やすと、一気に素質開花。これまでの決め手不足が嘘のような末脚を披露するようになりました。お父さんのオルフェーヴるはクラシック三冠馬でしたが、引退レースの有馬記念が一番、強い競馬だったという話しもあるぐらい、古馬になってもドンドン成長を遂げた馬です。この馬の近走充実ぶりは、お父さん譲りの成長力あってものだと思います。

スタミナという面でもオルフェーヴルの血を引いているというのは申し分ないはずです。クラシック戦線で、打倒アーモンドアイでともに戦ったリリーノーブルやマウレアが、アーモンドアイとの激戦の反動に耐えきれず引退してしまう中、ラッキーライラックは尻すぼみになるどころか、さらに成長を遂げるなど、肉体的なタフさも素晴らしいものがあります。

現状では、どんな馬場になるかは分かりませんが、仮に、かなりタフな馬場になったとしても、持ち前の肉体的なタフさ、血統的なスタミナの裏打ちから、十分にこなしてくれると思います。

予想オッズの段階では、サートゥルナーリアと双璧の人気を集めるなど、かなり人気になっているため、最終的な本命にするかは分かりませんが、データ的にはラッキーライラックだと思います。

今年の宝塚記念、データ推奨馬はラッキーライラックです!

というわけで、今回はこの辺で終わらせてもらいます。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました