今回は武蔵野ステークスの過去データ分析となります。
今週末は東京競馬場にて武蔵野ステークスが行われます。先日ダートの祭典JBCクラシックが行われましたが、本当のダートの戦いはこれから。年末のチャンピオンズカップ、東京大賞典へ向けてどの馬も本格始動を開始しました。まずはサンライズノヴァ。この馬の末脚は非凡そのもの、近走はその末脚に磨きがかかった印象を受けます。年末へ向けて一体どんな追い込みを見せてくれるのか。サンライズノヴァの相手筆頭はインカンテーションですかね。昨年のこのレースの覇者。この馬も8歳にして充実期を迎えた印象です。近走の充実ぶりには目を見張るものがありますからね。今回は休み明けですが、年末へ向けて一体どんなレースを見せてくれるのか。恒例ながらどの馬に本命するべきか迷ってしまいますよね。
なので、今回は武蔵野ステークスを過去データの観点から見ていくことで狙い馬を絞っていこうかなと思います。
人気馬たちは武蔵野ステークスの過去データ的にどうなのか。過去データから浮き上がってくる意外な穴馬はいないのか。このあたりを見つつ本命馬をある程度絞っていければなーと思います。というわけで武蔵野ステークスの過去データ分析です。
武蔵野ステークス 過去データ
過去10年間のデータを参照して、今回は人気・馬齢・枠順・脚質の基本データに加えて、前走人気・前走場所のデータを見ていくことで今回の武蔵野ステークスで消せる人気馬をを導き出します。それでは、各データの考察に入っていきましょう。
武蔵野ステークス 基本データ
まずは基本データから見ていきましょう。ここでは主に過去データ的に買える馬を見ていこうかなと思います。
武蔵野ステークス 人気データ
人気 | 着別度数 |
---|---|
1番人気 | 2- 2- 2- 4/ 10 |
2番人気 | 1- 1- 0- 8/ 10 |
3番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 |
4番人気 | 1- 3- 0- 6/ 10 |
5番人気 | 2- 1- 0- 7/ 10 |
武蔵野ステークスはあまり大きな波乱はなく、人気サイドでの決着が目立つレースではないでしょうか。過去10年で5番人気以内が6勝、その他4勝も6~8番人気で決まっています。芝と違ってダートは展開による紛れが少ない。なので二桁人気になるような能力的に微妙な馬が勝つというのは容易ではありません。
武蔵野ステークス 馬齢データ
年齢 | 着別度数 |
---|---|
3歳 | 4- 3- 3- 18/ 28 |
4歳 | 1- 1- 2- 24/ 28 |
5歳 | 3- 3- 2- 32/ 40 |
6歳 | 1- 3- 2- 24/ 30 |
7歳 | 1- 0- 1- 23/ 25 |
8歳 | 0- 0- 0- 6/ 6 |
芝ほどではありませんが、やはりダートでも8歳というのは厳しいですよね。ただ芝では厳しいデータになっている6,7歳はそこまで悪くない成績ですから、6,7歳くらいなら軽視は必要ないかなと思います。好走が目立つのは3歳と5歳ですかね。3歳は単純に斥量の恩恵を受けることができるから。5歳は経験を積んで、心身ともに充実期に入っているということでしょう。
武蔵野ステークス 枠順データ
枠番 | 着別度数 |
---|---|
1枠 | 0- 2- 1-16/19 |
2枠 | 2- 1- 2-14/19 |
3枠 | 2- 0- 1-17/20 |
4枠 | 1- 1- 3-15/20 |
5枠 | 0- 1- 0-19/20 |
6枠 | 3- 1- 2-14/20 |
7枠 | 1- 2- 1-16/20 |
8枠 | 1- 2- 0-17/20 |
極端な枠順傾向は見られませんが、やや外枠が有利でしょうか。ただこれは誤差程度の範囲なのでフラットと見てもいいかもしれません。ダートが外枠有利というのは知れ渡っており、過剰人気の傾向にもありますしね。武蔵野ステークスでは内枠だからという理由で極端に評価を下げる必要はないと思います。
武蔵野ステークス 脚質データ
脚質 | 着別度数 |
---|---|
逃げ | 2- 0- 0- 8/ 10 |
先行 | 2- 5- 5- 24/ 36 |
中団 | 4- 4- 2- 55/ 65 |
後方 | 2- 1- 3- 41/ 47 |
ダート戦らしく逃げから順に好成績を収めていますが、武蔵野ステークスは他のダート戦と比べて差し追い込みが決まっている印象です。特に追い込みの過去10年2勝というのは中々の数字。これは長い直線の影響でしょうね。さらに近5年は平均34.6秒ー36.2秒という前後半3ハロン。このハイペースになりやすいというレース傾向も差し追い込み馬の台頭に一役買っているのだと思います。
武蔵野ステークス 消去法データ
ここからは消去法データ。今回の武蔵野ステークスで過去データ的に厳しい馬を見ていこうと思います。
武蔵野ステークス 前走人気データ
前走人気 | 着別度数 |
---|---|
前走5人気 | 0- 0- 0- 10/ 10 |
前走6~9人 | 0- 0- 3- 25/ 28 |
前走10人~ | 0- 0- 1- 20/ 21 |
人気データのところでも話しましたが、ダートは展開による紛れが少ないレース。必然的に前走でも上位人気に支持されるような馬が上位を独占します。よって前走で5番人気以下だった馬(ウェスタールンド、グレンツェントなど)が0-0-4-55という低調な成績となっています。
武蔵野ステークス 前走場所データ
前走場所 | 着別度数 |
---|---|
ローカル | 0- 0- 1- 20/ 21 |
先程と同じような理由で前走ローカルだった馬(インカンテーション、ユラノトなど)も苦戦を強いられていますね。東京コースは長い直線が特徴。それは脚質データでも言いました。一方でローカルは小回りコースが最大の特徴となっており、今回とは180度違う適正が求められるのです。それにローカルは出走メンバーのレベルが低くなりがちというのも関係があると思います。
前走場所 | 着別度数 |
---|---|
地方 | 3- 4- 2- 24/ 33 |
ちなみに前走で地方だった馬は問題なく来ています。あくまで前走がローカル競馬場(函館、札幌、小倉、福島、新潟、中京)の限られるデータとなっています。そこのところはご注意くださいませ。
武蔵野ステークス 過去データまとめ
ここまで紹介した基本データと消去法データ。これらを総合してデータ的に最も好走率が高いのはどの馬なのか。
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推奨馬はサンライズノヴァにしようかなとも思いました。ただ今回は過去データ分析でも触れた5歳。5歳になって充実期を迎えた馬を推奨させてもらいます。近走の安定ぶりが素晴らしいですね。特にサンライズノヴァにも一歩を引けを取っていない好内容の競馬でした。さらにこの馬は東京コースとの相性もよく、2-3-0-0と連対を外したことがありません。鞍上強化も相まって、ここでサンライズノヴァを下して重賞ウィナーになる可能性があってもいいと思います。
おすすめ馬以外に消去法データに当てはまらなかった馬
・サンライズノヴァ
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
週末に行われる各重賞の過去データ分析も行っています。まだ見てないよって方はぜひ!
