今回は福島牝馬ステークスの過去データ分析となります。
福島牝馬ステークス 過去データ分析
今回は過去10年間のデータから人気・枠順・脚質の基本データに加えて、前走クラス・前走人気・前走着順・キャリア・前走騎手のデータを見ていくことで今回のフローラステークスで高期待値の馬を導き出します。それでは各データの考察に入っていきましょう。
福島牝馬ステークス 基本データ
まずは基本データから見ていきましょう。ここでは主に過去データ的に買える馬を見ていこうかなと思います。
人気
人気 | 着別度数 |
---|---|
1番人気 | 2- 2- 1- 5/ 10 |
2番人気 | 0- 1- 1- 8/ 10 |
3番人気 | 2- 1- 2- 5/ 10 |
4番人気 | 0- 3- 1- 6/ 10 |
5番人気 | 2- 1- 0- 7/ 10 |
1~5番人気で過去10年6勝。堅すぎず、荒れすぎずの丁度いい感じになっています。荒れるイメージのある牝馬限定重賞ですが、この福島牝馬ステークスはハンデ戦というわけではありませんから、荒れる要素というのは特にないんですよね。しかし福島の小回りの一戦ということで、展開による紛れ、小回り適正有無などのおかげによって、いい感じに荒れてくれますw 堅すぎず荒れすぎずのレースなので、ここでは人気云々というよりは他のバイアスを重視するべきでしょうね。
年齢
年齢 | 着別度数 |
---|---|
4歳 | 2- 5- 2- 63/ 72 |
5歳 | 6- 5- 4- 39/ 54 |
6歳 | 1- 0- 3- 14/ 18 |
7歳 | 1- 0- 1- 9/ 11 |
8歳 | 0- 0- 0- 0/ 0 |
4~7歳、どの年齢も平均的に来ており、高齢馬だから大幅な割引という感じではありません。むしろ複勝率がもっとも低いのは4歳という珍しい傾向が出ています。今の時期の有力牝馬というのは、基本的にどの馬もヴィクトリアマイル狙い。この福島牝馬ステークスは1800メートルという距離で行われますから、本来ならばヴィクトリアマイルへの前哨戦として然るべきなのです。しかしローカル開催、極端な小回りコースなどがたたって、実力上位の牝馬が集まることは稀。ここは一線級からは漏れた牝馬が集まるような側面もあるのです。加齢によって一線級の戦いからは脱落してしまったような、元実力馬がこのレベルでなら、まだまだやれるぞというところがあるというところを見せるのです。2017年のウキヨノカゼなどはその典型例でした。ここでは高齢馬だから消しみたいなことは必要ないでしょう。
枠順
枠番 | 着別度数 |
---|---|
1枠 | 1- 2- 1-14/18 |
2枠 | 1- 0- 1-17/19 |
3枠 | 3- 1- 3-12/19 |
4枠 | 4- 3- 0-12/19 |
5枠 | 0- 0- 2-18/20 |
6枠 | 1- 2- 0-17/20 |
7枠 | 0- 0- 2-18/20 |
8枠 | 0- 2- 1-17/20 |
これは外枠不利と見ていいのではないでしょうか。まだ開催前半で内側の馬場状態は良好。それに加えて小回りコースということですから、外々を回る影響というのはどうしても大きくなってしまいます。1~4枠で過去10年9勝。5~8枠で過去10年1勝。これだけ大きな差として表れています。ここでは外枠というのは大幅な割引材料になるということを覚えておきましょう。
脚質
脚質 | 着別度数 |
---|---|
逃げ | 1- 1- 2- 8/ 12 |
先行 | 4- 3- 4- 24/ 35 |
中団 | 3- 4- 2- 56/ 65 |
後方 | 2- 2- 2- 36/ 42 |
マクリ | 0- 0- 0- 1/ 1 |
一見すると難しい感じになっていますが、これは逃げ先行馬が有利ということでいいのではないでしょうか。4角先頭馬が過去5年で4頭が馬券絡み。そのうち3頭が5番人気以下の人気薄ということですから、これはいかに前が有利かということを示していると思います。開幕前半、小回りコースを意識してか、前後半3ハロンの平均が35.1‐35.4秒と、前傾ラップになっているのですが、それでも前が止まりません。この福島牝馬ステークスはとにかく前有利だということは覚えておいたほうがいいでしょうね。
[st-kaiwa1]消去法データやデータ推奨馬は中央競馬プレミアムで公開します。続きが気になる方はぜひ![/st-kaiwa1]