今回はCBC賞の過去データ分析となります。
CBC賞 過去データ分析
今回は中京競馬場の馬場改修後、過去7年間のデータから人気・性別・枠順・脚質の基本データに加えて、前走クラス・前走着順・年齢・斤量・種牡馬のデータを見ていくことで、今回のCBC賞で高期待値の馬を導き出します。それでは各データの考察に入っていきましょう。
CBC賞 基本データ
まずは基本データから見ていきましょう。ここでは主に過去データ的に買える馬を見ていこうかなと思います。
人気
人気 | 着別度数 |
---|---|
1番人気 | 1- 1- 1- 4/ 7 |
2番人気 | 3- 1- 1- 2/ 7 |
3番人気 | 1- 1- 2- 3/ 7 |
4番人気 | 2- 0- 0- 5/ 7 |
5番人気 | 0- 0- 0- 7/ 7 |
1~5番人気で過去7年7勝。CBC賞はハンデ戦ということですから、普通であればもっと荒れていても良さそうなものですが、実際には人気サイドからの勝利が目立つレースとなっています。これは東京競馬場が荒れにくいのと同じで、中京競馬場は最後の直線が長く、紛れが起きづらいからでしょうね。小回りの1200メートル戦であれば、逃げた人気薄がそのまま突っ込むみたいなレースもありますが、中京1200メートルはそうはいかないわけです。CBC賞はハンデ戦にはなりますが、そこまで荒れる決着には期待できないのではないでしょうか。
性別
性別 | 着別度数 |
---|---|
牡・セン | 5- 3- 6- 63/ 77 |
牝 | 2- 4- 1- 29/ 36 |
これは牡馬と牝馬による差はないと見ていいでしょう。一見すると牝馬の方がやや不利のようにも見えますが、複勝率の観点から見るとほぼ互角といった感じですからね。これは1200メートル重賞になるたびに言っているような気もしますが、1200メートル戦というのは中距離戦と違い、スタミナやパワーがあまり問われることがありません。どうしても牡馬に比べて、スタミナやパワーが劣ってしまう牝馬でも、スピードだけで十分に押し切れるスプリント戦ならば、互角に戦えるというわけです。牡馬だから買い、牝馬だから消しというのは必要ありません。
枠順
枠番 | 着別度数 |
---|---|
1枠 | 0- 0- 0-12/12 |
2枠 | 0- 0- 1-11/12 |
3枠 | 1- 0- 1-11/13 |
4枠 | 2- 2- 1- 9/14 |
5枠 | 0- 2- 1-11/14 |
6枠 | 1- 0- 1-12/14 |
7枠 | 1- 2- 1-13/17 |
8枠 | 2- 1- 1-13/17 |
これは大きな枠順傾向はないと見ていいのではないでしょうか。CBC賞は開幕週に行われる一戦ということで、普通なら内枠有利になりそうなものですが、実際にはそうはなっていません。むしろ外枠の方が好成績を残しているくらいです。人気データのところでも言いましたが、CBC賞は中京競馬場にて行われる一戦。スタートしてから最初のコーナーまでの距離も長いですし、もちろん最後の直線も長いです。なので、騎手の操作次第で、どの枠順からでも内に潜り込むもできますし、外に出すことも容易なわけです。小回りの1200メートル戦とは違い、必ずしも内枠有利とはならないのが、中京1200メートルの特徴だと思います。
脚質
脚質 | 着別度数 |
---|---|
逃げ | 0- 1- 2- 4/ 7 |
先行 | 2- 3- 1- 19/ 25 |
中団 | 3- 2- 3- 42/ 50 |
後方 | 2- 1- 1- 27/ 31 |
1200メートル戦にしては珍しく、逃げ馬が過去7年で一度も勝ったことがありません。中京1200メートルということで高松宮記念と同舞台となるわけですが、高松宮記念も逃げ馬不振のレースとして、非常に有名ですよね。CBC賞は開幕週に行われる一戦ですが、これは同様。中京1200メートルというコース自体が逃げ馬不振のコースと見て間違いないでしょう。原因は最後の長い直線と、ゴール前にある急坂。さらにこのCBC賞は重賞ということで、まず楽なペースにはならないですからね。先行力もどちらかというと、末脚に比重が置かれたレースだということは頭に入れておいた方がいいのではないでしょうか。
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血統傾向についても、こちらで記事にしましたのでぜひご覧ください!
【CBC賞】血統傾向と血統散布図|アギョウ @agyo_keiba|note(ノート) https://t.co/N7jyb5wtJW
— アギョウ@Youtube始めました (@agyo_keiba) 2019年6月27日